娘がコートを着ようとしないときに言う言葉

娘がコートを着ようとしない時に言う言葉

発達障がい応援キャラバンの講座
「不登校について」。

講師の武居光さんのお話がとても良かった。

不登校を「ともに過ごす」ときの知恵

タイトルの「ともに過ごす」という言葉。

僕もそうなんだけど、
とかく不登校というものは
「乗り越える」みたいに
とらえたりしがちじゃないだろうか?

でもそれって「良くないもの」が
前提の発想だよね?と。

不登校は良い悪いじゃない。
ただそうなだけなのだ。

本当にちょっとしたことかも知れないけど、
なんて言うんだろう、マインドセットとして
この「ともに過ごす」という見方・捉え方は
大事だなあと思った。

他にも感銘を受けたことは多々あったけど、

中でもとても印象的だったのが、
児童精神科医の渡辺久子さんが
講演会でお話したという、60年前に
ロンドンで見た親子のエピソードだ。

娘がコートを着ようとしないとき

ある寒い冬の朝、ロンドンの路上で。

年の頃は3歳くらいだろうか?
女の子がコートを着ていない。
母親が手に娘のコートを持っている。

どうするんだろうと見ていたら、
母親は娘にこう尋ねたという。

「なぜあなたはコートを着ようとしないの?
お母さんは理由を知る必要があると思うの」

そのやりとりに
渡辺さんは度肝を抜かれたという。
ああ、日本の子育てはダメだなあ、と。

3歳の娘がコートを着ようとしない。
そのとき、私たちはどう言うだろうか?

「風邪引くから早く着なさい!」
「みっともないから早く着て!」

そんな風に言うんじゃないだろうか?

「なぜあなたはコートを着ようとしないの?
お母さんは理由を知る必要があると思うの」

たとえ3歳の人間であっても、
一人の人間としてきちんと
その意見を丁寧に聞こうとする。

これってとても大事なことですよね?

人間としてきちんと扱う

子どもだからといって
親が決めつけていいことはない。
丁寧に意見を聞く。その回答を尊重する。

「理由なんてない。コートなんか着たくない」

もしそう言われたとしても、

「あなた!そうは言うけどねえ、
風邪引いたらどうするのよ?」

なんて正論を押し付けない。

それを言ってしまっては、
気持ちに寄り添ったことにならない。

「そうなんだ。着たくないんだね」

とまずは受け止めたい。

毎度ながらの”お約束”なんだけど、
自戒を込めて。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。