自分が好きなものを嫌っている人とは話したくない

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毎月20日は通信制高校のレポート日だ。

朝起きると忍介がiPadに向かっている。
一人で黙々とレポートをやっているらしい。

歯磨きしていると
「ちょっと聞いていい?」
と彼から話しかけられる。

数学の質問だった。
奇跡的に僕にもわかる話だったので、
それで合ってると思うよ、と答えた。

月曜朝の六時半。
目下、15歳はレポートと絶賛格闘中。

別に自慢したい訳じゃない。

ただ、この年頃の思春期男子にしては、
父親とのコミュニケーションは
多い方なんじゃないかな、とは思う。

どこがターニングポイントだったのか?

以前は徹夜ゲームでもしようものなら、
僕はプリプリ怒ってた。
ゲームばっかしてんじゃねーよ、
少しは本も読め、と思ってた。

これを書いた頃の話だ。

優劣が無いし、前提が違う

2018.03.12

その後、親業講座を受講した。
その頃からじゃないだろうか?

忍介のやっているゲームに
興味を示すようにした。
そう、最初は意識して興味を示してみた。

そうこうするうち、徐々に彼から僕に
話しかけてくることが増えた気がする。

最初はゲームの説明ばかりだった。

でもそのマシンガントークを
遮らずに聞いていると、次第に
色んなことを話すようになった気がする。

そんなこんなを思い出した。

不登校新聞7月15日号の記事

子どもが家のなかでゲームばかり
親にできることってなんだろう
児童精神科医 関正樹さんに聞く

を読んだ。良い記事だった。

特にこの一節は良かった。

また、「子どもがやっているゲームのよいところを3つ考えてください」という話を私はよくします。自分が好きなものを嫌っている人と約束事の話し合いなんて子どももしたくないでしょうから、子どもが好きなものに興味を持って近づく、これが大切です。

自分が好きなものを嫌っている人、
そんな人とは話し合いたくない。

これは誰だってそうだと思う。

残念ながらゲームを嫌う親は多い。

でも、毛嫌いからは何も
温かいものは生まれない。
これも、単純な真実だ。

セミも鳴き始めて暑くなりそうですが、、、

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。