大人になったら・大人になっても

大人になったら・大人になっても

くるりの「ソングライン 」がいい

ふとラジオから流れた曲に耳が奪われる。
チェックしてみると、くるりの
「ソングライン 」という曲。

これまでくるりに興味を持ったことは
なかったんだけど、

この曲のあまりのビートルズ具合に
完全にやられた。
特にボレロ風のブラスの後に始まる、
延々続くアウトロは、まさにビートルズ。

ジョージ・ハリソン風スライドギターの
呪術的なリフレインに、
マジカル・ミステリー・ツアーの頃の
エッセンスが、これでもか!
ってくらいテンコ盛りで、

毎回聞くたびに
とっても幸せな気分になれる。

イエスタデイや
レット・イット・ビーじゃないビートルズ。
僕の好きな、
アイ・アム・ザ・ウォルラスのビートルズ。

あ、これ多分ビートルズ好き
(しかもかなりマニアな人向き)
のための幸せです。スミマセン。

大人になったら

10代の頃、40過ぎたおっさんはきっと
歌謡曲や演歌しか聞かなくなるんだろう、
と思っていた。

うちの父もそうだったけど、
その頃の大人でロックを聴いている人は、
僕の周りには見当たらなかった。
そして自分がそんな風に演歌を聞く大人に
なってしまうのが嫌だったし、怖かった。

でも46歳になって思う。
やっぱりカッコ悪い音楽は嫌だ。
素敵なハーモニーとご機嫌なビートがいい。

僕の場合、多分音楽の趣味は10代の頃から
ほとんど変わっていないように思う。

うん、それを言うなら
好きな本や映画なんかもそうだ。

大人になったら趣味やら好みやら
色々変わるんだと思っていた。
感性もおっさんになるんだと思ってた。

でもそうじゃなかった。良かった。

ある朝、目覚めて気づいたこと

逆に今も変わらないこともある。

小学4年生のときだったかな?
ある朝、目が覚めて気がついた。

いつか、大人になって、
いつかおじいさんになって、いつか死ぬ。

それまでは「大人になった僕」というのは
その時の僕と別の人格のように感じていた。
「いつか」というのは別の次元の話だった。

でもその朝に気がついた。

「このままの僕」が大人になって、
「いつか」でなく
「そのまま死ぬ」んだな、と。

何を言ってるんだ、という話ですかね?

うまく書けないんだけど、
自身が死ぬということをはっきりと意識して
腹の底から理解した瞬間だった。

とてつもない恐怖だった。
なので、めそめそ泣いた記憶がある。

46歳になった今も、そのことを考えると、
布団の中でめそめそ泣きたい気になる。

それは今も小学4年生の時と変わらない。

大人になっても

10代の頃と同じ感性で
新しい音楽を変わらず聴けている。

それは良かった部分。

一方で、大人になっても
日々、ビビってばかりだ。怖くて
恥ずかしくて言い出せないことも多い。

これは何とか良くしたい部分。

あなたはいかがですか?

大人になっても、変わらず、
良かったと思うことは何ですか?

大人になったけど、変えたい、
良くしたいと思うことは何ですか?

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在中学3年生・デモクラティックスクールを経て2019年春からホームスクーラー/忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。