不登校という名のギフト、再び

不登校という名のギフト2

かつては「希望」だった学校。
その求心力は今、「不安」になっている。
せめて高校、大学くらいは…、と。

最初に読んだ時から、ずっと僕の中で
引っかかっているこの記事。

学校に行けない…「不登校50年」が問い直すもの
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180413-OYT8T50013.html

とても感銘を受けたので
Facebookでもシェアをしたのだけど、

この記事の何がここまで
僕を揺さぶるのか?

それは結局、僕の場合
この記事の最後の一節に
気づかされることが大きかったからだ。

全力で「常識」や「普通」に逆らう行動

忍介が不登校になったのは
5年前で、僕はその年
ちょうど転職をしたばかりだった。

新しい環境で働き始めたところで、
忍介が学校に行かなくなり、
父がうちの奥さんを叱り飛ばす事件があり、

そんな当時の生々しいあれこれは
忍介通信」に書いた通りなんだけど

”学校というものを
どうしても自分は受け入れられない”

小学三年生にして
そう決然と表明して、

親や先生や世間という、
強固な「常識」や「普通」に逆らって
全力で行動した忍介。

通奏低音のように響いていたもの

もちろん、僕も最初は
お約束のように反応した。

脅して、なだめてすかして
あれやこれやで
とにかく学校に戻そうとした。

でも彼はなにがどうあっても
学校へは二度と行かない、という点で
今にして思えば信じられないくらい一貫していた。

これって、凄いことだと思う。

それはなんというか、僕にとって、
とても大きなものが残る経験だった。

「学校に行けない」。そう打ち明けた我が子を目の当たりにしたある男性は、自らの会社人生を顧みることになった。「お父さんはどうなの」。そう問いただされていると感じた。これが自分のやりたかったことなのか。このまま定年を迎えていいのか。自問を繰り返し、結局、退職に踏み切った。

学校に行けない…「不登校50年」が問い直すもの

記事の中の男性のように

「お父さんはどうなの?」

「今やってることは、本当に
一生やり続けていきたいことなの?」

そう問いただされている、
という風に僕が思ったことは
この記事を読むまではなかったけど、

会社員を辞めたのも、
不登校のことを「ギフト」とまで言う
こんなブログをやるようになったのも、

そのきっかけは、
忍介の一連の全力の表明と行動が
まるで通奏低音のようにこの5年間、
僕の中で響いていたからかも知れないなあ
と感じた。

雲の向こうはいつも青空

今、悩みのただ中にいる方は
本当に辛いだろうと思う。

不登校のことを
ギフトとか言っちゃってる場合じゃない。

なんでこんなにも
苦しまなくちゃいけないのか?

うちの子に限って
どうしてこんなことになってしまうのか?

周りの子は元気に行けるのに、
どうしてうちの子は行けないのか?

どうして心配するこの気持ちに
うちの子は応えてくれないのか?

いつまでこんな辛い気持ちで
暗い井戸の底にいなければいけないのか?

きっとそんな風に
日々、感じていると思う。

でも、

どんなに分厚い雨雲が
頭上をすっぽり覆っているように見えたとしても、

雲の向こうにはいつも
青空が広がっているように、

いつかきっと楽になれると思う。

不登校のことを、
いろんなことに気づかせてくれた
ギフトだったと振り返る、

そんな日が来ると思う。

僕がここで何か言ったところで
ものごとは動かない。でも、

分厚い雨雲に押しつぶされそうな時は
ぜひ思い起こして欲しい。

太陽がなくなったわけじゃない。
やまない雨も、明けない夜もない。

応援しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。