ナマの感情、吐き出してみませんか?

 

 

 

やらかした。

完全無欠にやらかした。

詳細は割愛する。
でも一番アカンやつだ。

僕は30歳だった。
2番目の会社にいた頃の話だ。

「一刻も早く専務に報告しなくちゃ」

悪い報告ほど早くすべきだ。

もちろん、猛烈に怒られるだろう。

怖いけど怒られること自体は別にいい。
それで命まで取られるわけじゃない。

とにかく1秒でも早く報告して、
会社としての対処にしなくちゃいけない。

「まずは専務を捕まえないと!」

でもこれがまた、少女漫画のような
余計な邪魔と宿命的なすれ違いが頻発。

時間だけがどんどん経っていく。

そう、僕だけがひとり、不発弾を
後生大事に手のひらに抱えたまま。

「ぐああああああ」

というところで目が覚めた。

心臓はバクバク。

もういい歳をした54歳のおっさんなのにね。

こういう心境はいまだに
リアルに夢でも味わっている。

「ってこういうの、俺だけ?」

いや、そんなことないですよね?

あなたもありますよね?

別に行かないなら行かないでもいい。

学校行くだけが人生じゃない。
それはわかってる。

でも家の前を通る、夏期講習に向かう
快活な中学生たちの姿を見るにつけ、、、

「それにひきかえ、うちの子は」

バケツ一杯分のため息が出そうになる。

もちろん勉強は一切しようとしない。

何かを夢中で頑張ることもない。
人と協力して何かを成し遂げることもない。

とにかくだらだら、白昼のリビングで
正々堂々とゲーム三昧の毎日。

このままで本当にいいの?

そもそも人としてどうかと思う。

夏休みでも必死に受験勉強してる子も
大勢いるというのに……。

あのさ、せめて私の見えないところで
ゲームはやってくんない?

まじでムカムカする。

加えて、何かというと体調不良アピールだ。

そんなの単にゲームで夜更かしだからだろ?

甘ったれてんじゃーねーぞ。
ちっとはこっちの身にもなってくれよ!

――そう思いますよね?

思っていいんです。

そういうナマの感情、感じていいんです。

むしろ下手に押し殺してしまうと
身体に出ると思うのでね。

ナマの感情、吐き出してみませんか?

そう、びーんずネットのお散歩会で!

やっぱりね。こういう感情って、
感じたことのない人には
どれだけ話しても伝わらないんだよね。

僕も大なり小なりやっぱり感じてた。

だからこうして今でも渦中の気持ちは
ある程度は想像しつつ思い出して書ける。

まあ、そんなこんなです。

僕らみんな遠く離れてはいるけれど。

でもみんな同じ広い空の下にいます。

お互い頑張っていきましょ。
(オーレィ!)

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。