無責任に吠えます

 

 

 

ま〜たトンチンカンなの出た。

思わず血圧あがっちゃったのでね。

「言うだけ番長」

の純ちゃんが無責任に吠えます。
ここ掘れワンワン!

子どもが不登校になった場合に
見舞金として10万円。

業界初の不登校支援保険。

――との由。

厳しいこと言ってもいいですか?

そもそも「見舞金」って、
まず言葉に感情的にひっかかるよね。

不登校は事故か災害ですかと。

でもってその見舞金。

復学支援などへの活用を想定している?

もうね、ちょっとうがった見方をすると
神経逆撫でしようとしてるとしか思えない。

いや、誤解のないように補足するけど、
保険業界が不登校をビジネスにするな、
と言ってるわけじゃない。

営利企業にこそできる社会貢献や
社会課題の解決はたくさんある。

僕はむしろ教育界隈の人たちの
「なんでもビジネスは絶対反対」勢の
営利アレルギーのほうがどうかと
日頃は思っていたりもする。

シビアな市場競争の中にある
民間企業だからこその、
知恵も力も大いに活用するべきだ。

ただ、昨日も書いたけど
その矢印の向き、

「不登校支援」って言うけど何を支援するの?

2025.04.16

その矢印の向きは
やっぱり違うんじゃないか、と。

復学支援って言うけどさ。

教室戻れたらシャンシャンじゃないのよ。
不登校問題の解決はそこじゃないの。

不登校で傷つく親子を減らすこと、
不利益被るのを減らすことが大事なのよ。

「我が子の不登校で2割離職」

こういう深刻な現状だってある。

なんとかしなくちゃいけない。
世の中全体で変えてかなくちゃいけない。

そのために各自ができることに対して
業種業界の垣根を超えて広く、
大いに知恵を出し合っていくこと。

それは大歓迎だ。

大歓迎だよ。
保険会社も大いに関わってほしい。

でも厳しいことを言うけれど、
具体的には子どもが不登校になった家庭に
ポイッと10万円出すことじゃないと思う。

ましてやその(たったの)10万円を
復学支援に充てることでもない。

っていうか復学支援って具体的に何よ?

そもそも10万円算出の基準ってどっからよ?

なんだかなあ。

モヤッとする。イラっとする。

はい、こうやって血圧あがったまま
ただ単に文句だけ言い散らかして
代案言わずにさっさと終わりますよ。

なんせ「言うだけ番長」なんでね。笑

いや、正直、残念な気持ちです。
まだまだ不登校は理解されてないよなと。

はあ。
道は遠いです。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。