学校では教えてくれない自分を休ませる方法

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休むことは悪でも負けでもありません

「自分を休ませること」と「学校を休むこと」はイコールではありません

帯に書かれているのはそんな言葉だけど、
なんだかね、読んでいて痛烈に思った。

こういうことこそ、
学校で教えた方がいいじゃんね、と。

いや、本当に!

  • 大人には有給休暇があるのに、学校にはない
  • 安全な相談者と距離を置くべき相談者の見分け方
  • 学校へ行く意味がわからないとき考えたいこと

この辺りの話は
「確かにそうだよねー」
と思いながら読んだのだけど、、、

一番印象に残ったのは最後の
「番外編」に書かれていた
大人から子どもへの
「3つの期待」のことだった。

多くの大人は、子どもに3つの期待をしているように思います。ひとつめが、休まずにがんばること。「皆勤賞」などという制度があるのが、その証拠です。大人が「一日も休まずに努力を続けることに意義がある」という価値観をもっているため、子どもにもその「価値」を身につけてほしいと思ってしまうのです。

ふたつめが、文句を言わずにがんばること。子どもは、大人から与えられた環境や条件を受け入れるのが当然だ、という考えです。厳しい状況でも不平や泣きごとをいわず、つらさに耐えて結果を出すのが「いい子」なわけです。

みっつめが、ひとりでがんばること。周りに迷惑をかけてはいけない、人に頼ってはいけない……。子どもが、自分の問題を自分ひとりの力で解決できることを「自立」とみなしてしまうのです。

これ、多かれ少なかれ、我々が
胸の内に秘めてる価値観ではないだろうか?

  1. 休まず頑張る
  2. 文句を言わず頑張る
  3. 一人で頑張る

思い返せば――。

僕はこの3つの価値観のせいで、
会社員時代、ずいぶん苦しかった。

文句ばかり言う人が大嫌いだった。
人を頼ってばかりの人が腹立たしかった。
休むことで人に迷惑をかけたくなかった。

そしてどんどん仕事を抱え込んで、
口には出さねど、周りを秘かに恨んでいた。

「俺はこんなにやってるのに」と。

例によって話が逸れた……。

大人から子どもへの「3つの期待」。

この3つの期待に囚われてないだろうか、
という自問は、親として
大事なんじゃないかなと思った。

子どもが学校に行く行かないに関わらず。

あとは全編通して、
「書き出してみることの大切さ」
が繰り返し書かれていたのも印象的だった。

うん、
こうしてブログを毎日書き続けてるのも
いい自分の「整理」になってるかも。笑

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。