学校へ行けない子どもの気持ち

 

 

 

漫画家の棚園正一さんが
読売新聞の記事で取り上げられてます。

よろしければぜひ。

思い返せば2013年の秋。

小3の息子が不登校になったときは、
本当に、本当に、信じられないくらい
不登校についての情報がなかった。

「学校に行けないって、どういう気持ち?」

本人が辛そうなのは見ててわかった。
怠けて行かない訳ではないのもわかった。

「でも本当のところは一体
どんな気持ちでいるのだろう?」

それはやっぱりよくわかってなかった。

だから2015年に棚園さんの漫画
『学校へ行けない僕と9人の先生』
が出版されて、読んで改めて思った。

「やっぱりそうなんだよね」

大人が想像している以上に
子どもは傷つき、悩み、もがいている。

学校へ行けない子どもの気持ちが
初めて本当の意味で知れた気がした。

『学校へ行けない僕と9人の先生』、
名作なのでぜひ。

ちなみに僕はその続編の
『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』
が棚園さんの作品の中で一番好きだ。

不登校のリアルと「その先」が
とてもわかりやすく描かれていると思う。

ここでも紹介したので、
こちらもよろしければぜひ。

学校へ行けなかった僕と9人の友だち

2021.04.03

「いつからでもスタートできるし、何回もやり直すことができる。好きなことに打ち込んでほしいし、今を大切に、無理をする必要はない」

棚園さんの言葉っていつも、
やさしくてあたたかくていい。

まさにご本人のお人柄そのものだ。
講演など聞く機会あればそちらもぜひ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。