なんだか昨日の続きみたいだと思う。
不登校新聞2月1日号を読んだ。
僕らの不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』Vol.7で
お話くださった、キーデザイン代表の
土橋優平さんのコラム、
「お母さんのほけんしつ」の内容だ。
子どもが学校に行かなくなった。
そして子どもとの信頼関係も
築けてこなかった後悔もある。
でもそんな保護者のみなさんを
責めるつもりは一切ない。
子育てを親だけに任せてきた
社会の側に責任があると思うから。
過去のことはどこまで後悔しても
取り戻せない。
ただ今そう気づいたのなら――。
今から動けば未来はどのようにでも
変化していくはず。
その上で土橋さんはこう続ける。
ではどうすればよいのでしょうか。それは「子育てをやめること」です。子どもを「育てよう」、「育てなければ」と思うのをやめてください。子どもと友だちになってください。友だちが難しければ、兄姉、それも難しければ隣のおばちゃんになってください。「私が隣のおばちゃんだったら、なんと言うかな」と考えて、子どもと接してください。
たとえば隣のおばちゃんは、
どう振る舞うだろうか?
「今日、学校に行けないんだ」ともし隣のうちの子が言っても、「ま、そういう日もあるよね。うちでお茶でもしていく?」、そんな声をかけませんか。その無責任感がじつは大事なんです。「子どもの人生」という大きな大きな責任を背負っている状態から抜けることが、もっとも必要なことです。
子どもの人生という大きな責任を
背負ってる状況から抜けること。
本当に逆説的だと思うけど、
実はそれが大事なんだよね。
真面目すぎるんだよ、きっと僕らは。
さて。
息子が不登校になってちょうど10年。
父親としての威厳は、はっきり言って
今の・僕には・まったく・ない。
世界史の小さなトリビアを知る数なら、
受験まっただ中の今の息子にも負けない。
でも酔っ払って醜態晒すのは日常茶飯事で。
人として恥ずかしいとは思う。
だけど、親として果たしてどうか、
ということはまったく感じない。
「隣のうちの子」みたいな感覚はある。
「それくらいでいいのかな」
そう思っているところにこの記事を読んで、
さらに勇気と元気が出た。
立派な子育てなんてやめちゃいましょ。笑
今日も良い1日を。
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