僕ら夫婦が定期的に発行している
『雲の向こうはいつも青空』。
不登校・ひきこもりを経験した人。
その保護者。子どもたちに寄り添う人。
そして自分の学びを実践した人。
7人それぞれの、リアルで等身大の
言葉をまとめたインタビュー事例集だ。
これまで4年間で９冊、発行してきた。
そして実はひそかに
誇りとしていることがある。
売切れ御免ではなく、バックナンバーも
ずっと継続して売り続けていることだ。
正直、お金がかかる。
小部数での増刷は割高でもある。
小部数でもこれだけ種類が増えれば
物理的な在庫スペースだって必要だ。
夫婦二人の零細商売、効率を考えれば
はっきり言って屁のツッパリですらある。
それでも在庫して提供を続けることに
大きな意味があると思っている。
一人でも多くの方に、
ひとつでも多くの事例を届けたい。
そう切に願っているからだ。
届けるその神聖な義務が、
作り手としての僕らはにはある――。
そんなふうにね、心の中で
ちょっとヒロイックに思っていたりする。
なので「９冊全巻セット」が売れると、
ものすごぉぉーーーーーーーく嬉しい。
丸々2冊分以上の2970円が割引になった
おトクなセットとはいえ、税込8910円する。
実際手に取って確認できないネット通販で、
しかも僕らのようなどこぞの馬の骨に
１万円近く払ってくれるのだから……。
そして昨今、
この９冊全巻セットが結構売れている。
超絶、嬉しい。
買ってくださる方々の履歴を見ると、
先に田中茂樹先生の新刊を
買ってくれていることが多い。
やっぱり田中先生が本の前書きで、
この不登校インタビュー事例集のことに
触れてくださっていることが
ものすごく大きいんだと思う。
しみじみ、本当に、ありがたいです。
９冊セットは封筒３つにわけて送っている。
「行ってらっしゃい」
ってね。
まるで子どもを送り出すような気持ちで。
思いを込めて封入しています。
どうか一人でも多くの方に、
この事例集が届きますように。
そして一人でも多くの方が、読むことで
少しでも悩める心が軽くなりますように。
そう祈ってます。
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今日も良い1日を。
P.S.
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