純粋に楽しくできる環境の整備

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ああ、今の子ってこんな状況なのか。
可哀想だなあと思った。

幼稚園児が4時間練習、とか。
学童野球、正気か?と思う。

一方で――。

群馬県で行われている
「オレンジボール」の取り組みも
記事では紹介されている。

どんなものか?

  • 投手は下投げで三振、四死球、盗塁なし
  • 外野フライはグラブに当てればアウト
  • 攻撃得点は5点まで、達した時点で攻守交代

などなど。
いわば野球遊び、とにかくまずは
楽しんでもらおうという趣旨のルールだ。

実は僕はかつて野球少年だった。

とはいえ、通っていた小学校には
ちゃんとしたチームはなかった。

なので仲間を集めて毎日草野球をやった。

主催者は僕。場所は近所の公園。

チームメイトには小1のチビもいたから、
僕の一存でローカルルールを適用した。

「投手は下投げ、四死球と盗塁はなし」

この点、群馬のオレンジボールと同じだ。
やっぱり打つのが楽しいから野球なんだ。
そこは、幼いながらも外してなかった。

中学に上がって野球部に入ってみたら、、、

自分がいかに下手っぴかを思い知らされ、
先輩後輩の体育会の空気に馴染めず、
太宰にハマる思春期特有のこじらせもあり、
野球の楽しみはあっという間になくなった。

今はもう、野球を見ることもない。
見て楽しむのは断然サッカーの方だ。

話が逸れた。

記事の結論部分が良かった。

このことからも分かるように、大人たちに必要なのは「指導よりも環境の整備だ」と勝亦氏は力強く語る。
「野球を楽しめる環境を作ってあげることが大人の役割。それは決して大会や野球教室を開催するということだけではありません。現在の学童野球の問題点として、大会や野球教室が多すぎるということも言われているほどですから」
(中略)
野球を普及させたいと願うと、どうしても「大人たちの考え」が先行しがちになるが、「子どもたちが純粋に楽しく野球ができる環境の整備」にこそ、もっと目を向けるべきだろう。

「子どもたちが純粋に楽しく
野球ができる環境の整備」

これ、本当にその通りで。

そして思った。
「勉強」もきっとそうだよね、と。

「純粋に楽しくできる環境の整備」

プログラミングとか英語とか
アクティブラーニングとかよりさ、
そっちがぜんぜん先な気がする。
あとは楽しくやるための
ローカルルールの適応とかね。

銘記! 指導よりも環境の整備。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。