「幸運」を求めて「幸福」に気づかず

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「四つ葉のクローバーを見つけるために、三つ葉のクローバーを踏みにじってはいけない」

という言葉が好きだ、という。

日本講演新聞2月14日号
「たまちゃんの人生相談」
講演家/筆文字作家
小玉宏さんのコラムを読んだ。

なるほどなあと思った。

ご存知の通り――。

四つ葉のクローバーは貴重だ。
何万本に1本しかない。
花言葉は「幸運」。
見つけた人は文字通り幸運だ。

それで人は四つ葉のクローバーを探す。

ただ、そのためにクローバーが
いっぱい生えている場所を踏み分けていく。

足元には山ほど三つ葉のクローバーがある。

四つ葉のクローバーには価値があるけど、
三つ葉には価値がないと思ってないか?

三つ葉のクローバーの花言葉は「幸福」です。
つまり、私たちはほんのちょっとしかない「幸運」を手に入れるために、目の前にあるたくさんの「幸福」に気づかず踏みにじっているんです。小さな幸せに喜べないんです。

「幸運」を求めて「幸福」に気づかず。

この図は実はとっても
「あるある」なんじゃないかな?

そういえば、、、

幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。

と、我らがブルーハーツの
甲本ヒロトさんも岡山弁で
力強くそう仰っておられる。

10代のころ、この言葉を知って
いたく感激したな……。

そんなことも思い出した朝。

幸せを感じられる、今日もそんな1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。