わかってないことがよくわかった

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昨日はうちの奥さんは終日Zoomセミナーで
16歳の若君は勤労出陣の日だった。

午前中は会計処理やリストメンテのような、
地味だけど溜まりに溜まって
大変になってしまっていた作業をした。

気がつくと、もう14時前だ。

スーパーへ買い物に行って、さて
一人分パスタでも作ろうかというところ。

だったのだけど、つい魔が差した。

惣菜コーナーでフライドチキンを
うっかり手にとってしまったのだ!

言い訳するとものすごく空腹で、
パスタを茹でるその時間さえ
惜しかったというのがあった。

日曜日に面倒な作業をやり遂げたという、
自分へのちょっとしたご褒美心もあった。

帰ってすぐビールを開けて乾杯、
フライドチキン3個も食べてしまった。

付け合せのフライドポテトも完食だ。

ついでにウズラの串揚げも2本食べた。
そして赤ワインのつまみにサラミも。

いい気分のままYouTubeで
空耳アワーの動画を見て一人笑い転げた。

酔ってそのまま昼寝に突入。

不快感で20時前に目が覚めた。

なにしろもう胃がパンパンだった。
苦しくて、それからは何も食べず飲めず。

23時頃からただただベッドに横になって
なかなか眠れない辛い一晩を過ごした。

教訓。

もう若くない――。

それはよくわかっているはずだった。

でも心の底では全然
わかってないことが昨日よくわかった。

10年前なら、10kmも走れば
無限に食って飲んでよかった。

でも今は10km走ったくらいじゃ
プラマイはゼロだ。
いや、このところは連日
10kmを目安に走っているのに
むしろ体重は微増気味でもある。

まあ楽しく飲んで食べるために、
走ってるんだけどね。

楽しく飲んで食べるために走る。

そこのところは譲れないんだけど、
それにしても相当、加減が必要だ。

胃に対する認識を改めよう。そして労ろう。

そんな金子純一49歳・2021年の夏。

アラフィフ迎えるご同輩のみなさん、
加齢に伴う老化にはご用心ください。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。