ついつい言いたくなる一言。でもその前に…

ついつい言いたくなる一言

どうにも抑えられなくて、ついつい子どもに言ってしまう一言。
言わずもがな、って思いつつ。でもどうしても言わずにいられない。
そんなとき、どうしたらいいだろうか?

自分の場合を思い出してみる

振り返ってみて、自分はどうだったか?
それを思い起こしてみるのは、きっと有効だ。

「宿題すませたの?ゲームばかりしてて大丈夫?」
「この点数で、ホントに志望校に合格できると思う?」

親にそう言われて、どう思ったか?

僕はイヤだった。

うるさいなあ、今やろうと思ってたとこなのに!
次に頑張ればいいんだろ!
と言い返した。

なぜだろう?
やろうと思ってたことも、親に言われると途端にやるのがイヤになった。
不思議なくらいに。

つい言いたくなる一言。でもその前に…

だから、その一言を言う前に、一呼吸置いてみる。

思ったことを言うのを我慢するんじゃない。
”言われた時に心に響くような言い方”はどんなだろうか、を考えてみる。

ところが…。

授業も、テストも、先生もいないデモクラティックスクールに通う13歳の忍介。

「英語なんて、聞き流すだけの教材聞いていればそれでいいんでしょ?アメリカじゃあ赤ちゃんだって英語話すんだし。やれば誰だってできるようになるんでしょ?」

ほぼ勉強というものをしていない彼だけど、やっぱり時々は気になるみたいで、そんなことを口にしたりする。

でもそんな風に中二病全開で彼が言うのを聞くと、英語で苦労してきた身には穏やかじゃない。

ついカチンとなって、
「言っとくけど、そんなに英語は簡単なものじゃないぜ。しっかり意識して反復練習をしないと、永遠に”話せるレベル”にはなれないぞ」
と言ってやった。

正論は響かない。自戒をこめて

でもそうやって正論を言われても、彼にはぜんぜん響かないよ。
聞いていたうちの奧さんに、後で指摘された。

その通り!

なので、この文章は全部、自戒をこめて書いてます。

言う前に、一呼吸置いてみる。
そして、言われて響く言い方かどうか、意識したい。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。