人生でやりたいことリスト100を書いてみた

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昨日は一人飲みをした。

うちの奥さんの帰りが遅い日は、
普段なら僕が忍介のために
夕ご飯(といっても大体パスタだ)
を作るのだけど、

なんだか昨日は一人になりたくて。

あらかじめ息子にそう言うと、
「別にいいよ」
とのことだったので、そうした。

日中、思い切り詰めて仕事して、
17時30分前にお店へ入る。

まだ誰もいない店内。

カウンターでスパークリングワインを飲み、
ロディアのA5サイズのメモ帳を開く。

最初から決めていたのだけど、
「人生でやりたいことリスト100」
を書くのだ。
アルコール飲んでリラックスしながら。

用意、スタート!

その1。新型プリウスを買う。
その2。飛鳥で世界一周クルーズ。
その3。1ヶ月のバカンスを毎年持つ。

などなど。

やってみるとわかるのだけど、
40個くらいまではスラスラ書ける。

でもね、意外にその先が続かない。

というのも予測がついていたので、
あらかじめ自分で縛りを作っていた。

「制限時間60分」という縛りだ。

60分で100個だから、
1分に2つ近いペースが必要だ。

これがまたけっこう大変で。

その51。ブルゴーニュに行く。
その52。ナパバレーに行く。
その53。ボルドーに行く。

と段々乱暴かつ単純になっていく。

これじゃあただのワイン好きだ。

「その100個を削り出せ!(東洋大学)」

と、脳内で箱根駅伝式の鼓舞をする。

80個まで書いたところで、40分経過。

残り20個を20分。1個1分でいい。
悪くないペースだ。
俺っちさすがマラソンランナーだ。
ペース配分がわかってらっしゃる。

でもここからラストが相当キツかった。

特に最後の残り5個は、必死に考えた。

やりたいことのはずなのに必死って!笑

自分でもおかしくなりながら、
ギリギリ制限時間内で100個書き上げた。

やり終えて思ったこと。

人生折り返し地点すぎてから書く
「やりたいことリスト100」はよかった。

大袈裟に言うと、なんで今自分が
この地上にいるのかを考えることにも
少しはつながったと思う。

なんで今、自分がこの地上にいるのか?

自分自身もだけど、見知らぬ誰かの
明日の方向性が1ミリでも良くなる。

どんなにささやかだとしても、
やっぱりその力になりたいんだなあと。

特に後半、自分で気づけた。

いや、前半はもう、恥ずかしいくらい
利己的な欲望を書き散らかしましたよ、
本当に。

でもさすがに100個も積みあげていくとね、
違うものもうっすら見えてくる。

そんな感慨があった。

なので、興味ある方はぜひ
人生でやりたいことリスト100、
試してみてください。

あ、ひとつだけアドバイスを。

やるときは手書きがいいです。
思いつくまま、紙にペンで書き殴る。

スマホのメモ帳なんかでやると、
つい他のアプリを開いたりとか、
タイプするのが面倒になってとかで、
途中で挫折しちゃうと思うので。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。