自分に嘘をつかないで生きること

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昨日の夕方。
時間が空いたので一人で映画を見た。

『イエスタデイ』

ビートルズ好きなら
見ないわけにはいかない映画だ。

売れないシンガーソングライターのジャックが
音楽で有名になるという夢をあきらめた日、
12秒間、世界規模で謎の大停電が発生─。
真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが、昏睡状態から目を覚ますと…

あのビートルズが世の中に存在していない!
世界中で彼らを知っているのはジャックひとりだけ!?

ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況、
SNSで大反響、マスコミも大注目!
すると、その曲に魅了された超人気ミュージシャン、エド・シーランが
突然やって来て、彼のツアーのオープニングアクトを任されることに。
エドも嫉妬するほどのパフォーマンスを披露すると、
ついにメジャーデビューのオファーが舞い込んでくる。
思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックだったが─。

映画『イエスタデイ』公式サイトより

という話だ。
シンプルに、楽しかった。

以下、ネタバレ含むので
これから映画を見る予定の人は
読まないでください。

自分の作った歌ではないのに騒がれ、
愛するエリーを失い、苦しむジャック。

渡されたメモを頼りに海辺の家を尋ねると、
そこには78歳のジョン・レノンがいる。
(確かに生きてたら78歳だ)

ここが中々良かった。

詳しいセリフは忘れたけど、
レノンがジャックにこんなことを言う。

・愛する人に愛してるとちゃんと伝えること
・自分に嘘をつかないで生きること

映画は基本、
ジャックとエリーのラブストーリーだ。

だからこそ、の流れなのだけど、
スレた47歳には、
この2つのアドバイスは響いた。

確かに人生で大事なことって、
結局この2つかも。

そう思った。

そしてジャックが歌う、
ラストシーンのオブ・ラディ、オブ・ラダ。

Ob la di, ob-la-da, life goes on, bra!
La-la, how the life goes on

映画館の中で一緒に
僕も声に出して歌いたかった。

ビートルズがこの世にいた、という幸せを、
改めて噛み締めた夕暮れ時。

ライフ・ゴーズ・オン、ブラーッ♬

もしご興味あれば、是非。

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1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。