なんでこんなに気になるんだろう?

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昨日は今年最初のイベントだった。

30kmを走ったのだ。

「5分15秒のペーサーがいればいいのに」
と毎度ながら思う。

でもキロ5分とキロ5分40秒の
ペーサーはいたけど、その中間はなかった。

キロ5分で30kmは厳しいかも知れない。
でも二週間前、キロ5でハーフは走れた。

「21km過ぎまでならついていけるハズ」

ということでキロ5に付いてスタートした。

ただ「やっぱり」と言うべきか。
走り出して2kmもしないうちに
早くも息が上がりそうになる。

身体が慣れる10kmくらいまでは
本当にキツかった。

でも本当に不思議なもので、慣れてきた
20km過ぎからは逆に楽にさえなってきて。

そのまま最後まで走り切れた。

タイムは2時間28分49秒。

  • 平均ペース:4分58秒
  • 平均心拍数:151bpm
  • 平均ピッチ:193spm
  • 平均ストライド:1.06m。

いや、完全にペーサー様様なのだけど、
GPSウォッチの各種数値もかなり理想形、
やっぱり自信になった。

低く重い足音が気になって仕方ない

ただ20km以降ずっと
走りながら気になってたことがあった。

全部で20人くらいだったかな?

同じペースで集団で走っていると、
だいたい足音の音色って揃ってくる。

「ザッザッザッザッザッザッザッ」

キロ5ペースだと割と早くて軽快な音だ。

でも一人だけ、ものすごーく
ものすごーく、足音が大きい人がいた。

「ドスバン、ドスバン、ドスバン」

という感じで低く異様に響く。

その音が気になってしょうがない。

体格が結構しっかりしてるのもあるけど、
着地のバランスとタイミングというか、
やっぱりフォーム自体に問題がある。

「この走り方じゃとても30km持たない」

と思ったし、あまりにも異様な足音だから
その人に「足音の異様さ」のことを
教えてあげたくて仕方がない。

でもそんな指摘をしたところで、
僕にも彼にもまったくメリットはない。

それでも指摘したくてたまらない。

「なんで俺はこんなに彼に足音のことを
教えたくなっているんだろう?」

そう考えながら後半はずっと走った。

途中で落ちていく人も結構多かった。

でも意外や意外、絶対持たないと思ってた
ドスバン・ドスバンは、結局最後まで
異様な地響き立てながら走り切った。

自分が固く信じているから

なんでこんなに気になるんだろう?

結論。

やっぱり自分がランニングフォームに
こだわっているからなんだろうと思う。

長い距離をできるだけ効率良く、
そしてできるだけ楽に走り切る。

そのためには何よりフォームが大切で、
フォームが悪いと足音も悪くなる。

自分がそう固く信じているから、
彼のような異様な足音が気になって、
そしてどこか許せない自分がいる。

でも金子みすゞも言ってるじゃないか。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

ドスバン・ドスバンと、それから私、
みんなちがって、みんないい。

いや、頭ではわかってるんだけどね。

でも実際、気になって気になって
仕方がないことってあるよね。

「うーむ」

ということを認識した新年最初の30km。

ご褒美はもちろん昼飲みだ。

もつ煮とカキフライをつまみに
生ビールと日本酒を呑んで、
最後ざるそばで締めた。

↑↑↑全部、このために走ってる。笑

ダイエット?

30kmも走ったんだからさ、
これくらい大目に見てちょ♡

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。