応援や励ましがいつでも響く訳じゃない
以前、マラソンにかこつけて
応援されることの嬉しさと、
励ましが辛い場合があることを書いた。
思うのは、応援や励ましは
受け取る側にとって
適切な場合には
とても大きな力を与えるし、でも
そうでない場合には逆に
受け取る側を傷つけることもある、
ということだ。
もし友だちから「消えてしまいたい」と打ち明けられたら、
あなたはどうしますか――。
もし友達に「消えたい」と言われたら? 自殺防ぐ答え方とは
https://www.asahi.com/articles/ASL8600G5L85PTIL03K.html?iref=pc_ss_date
中学校で行われた「いのちの学習」。
2人1組でロールプレイをする。
友達から
「何もかも嫌。消えてしまいたい」
と言われたとき、
答えのパターン3つをそれぞれ
交代して試す体験をする。
1 正論を言う
「命は大事にしないと」
2 励ます
「おいしいものを食べて元気だそうよ」
3 感情を理解する
「何もかも嫌なんだね」
阪中さんは「私たちは『もう消えたい』と救いを求める叫びを発した人に、心配のあまり『死んではだめだよ』という正論や、『がんばれ』という励ましを言いがちではないでしょうか」と指摘。「消えてしまいたいくらいつらいという気持ちを理解しようとする姿勢が大事です。共感することは簡単ではないですが、まずは同じ言葉を繰り返すことなどで、相手の気持ちを受け止めてほしい」と話す。
女子生徒(15)は「(ロールプレイングで)同じ言葉を繰り返すのは難しかったけれど。そんな場面に立ち会ったら、今回の勉強を生かしたい」と話した。
感情を理解する—。これ、まさしく
「親業」の”能動的な聞き方”そのものだ。
「何もかも嫌。消えてしまいたい」
こう聞くと、つい動転して
正論や励ましを言いたくなる。
「何もかも嫌なんだね」
それこそ避難訓練じゃないけど
感情を理解する=能動的な聞き方
を常日頃から「練習」しておけば、
いざという時、安心な気がする。
(だから親業は”訓練”講座なんだな)
親業がどんなものだか
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https://peraichi.com/landing_pages/view/pet0918beansnet
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