何が好き?

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4歳児がお気に入りの絵本に
自作の帯をつけている。

帯にはもちろん、その絵本を
おすすめする理由が書かれている。

そのおすすめ理由がなかなかに味わい深い。

――という記事だった。

いやあ、子どもって素晴らしいな。

心からそう思えるので、
ご興味ある方はぜひ。

僕が記事の中で素敵だなと思ったのは、
この最後の部分だった。

藤岡さん親子は、こんなやり取りをしてきたと言います。

感想を聞く場合、「どうだった?」と聞くと、黙ってしまうことが多かったそうです。そんな時に、つい使ってしまいそうになる「おもしろかった?」も、「はい」か「いいえ」で終わってしまう質問なので避けてきました。

いま藤岡さんが試しているのが、「何が好き?」という質問。

そうすると、「しまうま!」や「きんにく!」など、大人が思ってもみないところに子どもが「刺さっている」ことが分かると言います。

「こういうことが好きなんだ、と知れた時に、絵本を一緒に読む楽しさを感じます」

確かに!

「どうだった?」
「面白かった?」

って聞かれても、話って広がらないよね。
自分の胸に手を当てて考えてみても。

そうではなく。

「何が好き?」

大事なのはこっちのほうだよね。

僕がこの記事紹介しているのだって、
この質問が「いいな」と思ったからだ。

「どうだった?」ではなく「何が好き?」。

それで行きましょ万事。

ちなみに僕が4歳児の帯コピーで
一番好きだったのはこれだ。

書名『ももんちゃんぽっぽー』
↓↓↓↓
帯コピー「すばらしい」

ったくもう、そう来ちゃうんだ!笑

大人は絶対思いつかないよコレ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。