『テルマエ・ロマエ』を描いた漫画家
ヤマザキ・マリさんの記事を読んだ。
外国人に言葉を教えることを
専門に勉強している
ポルトガルの学生が言うには、、、
最も言語を教えるのが難しい外国人は
日本人らしい。
なぜか?
文法を間違えまいと慎重になり、
なかなか話そうとしない。
文法の正しさにこだわるあまり、
かえって習得率が下がる。
との由。
「これだから日本人は」的なことは
あんまり言いたくない。
でも日本人に蔓延する
「失敗したくない」という病。
これは本当にその通りだなあ、
と思いながら読んだ。
失敗したくない。
この心理は僕にも大いにある。
アルコール抜きで英語を話そうとすると
心拍数も上がるし、話す相手よりも
周りの反応の方が気になったりする。
忍介がアメリカで働くことに興味がある、
などと言おうものなら
「be動詞もわからないのに大丈夫か?」
と条件反射で思ってしまう。
こと英語についてはある意味、
僕は典型的な日本人だと思う。
ホント、ラテン系が羨ましいゾ!
何が言いたいか?
ラテン系になろう、とは思わない。
だいいち思ったところで無理だ。
ただ、「失敗したくないという病」、
これに自分がかかっていることは
認識していた方がいいよなあ、と。
バッターボックスに立つことなしに、
ヒットを打つことはできない。
記事の最後の一節も良かった。
しかし江戸時代まで戻れば様子は変わります。たとえば江戸の町民文化の象徴である落語では、人の失敗談や勘違い話が人気の噺になっています。人間ならではのすっとこどっこいなエピソードを皆でゲラゲラ笑うことで、自分の生き方のヒントにする。列国と肩を並べることに気負う以前の日本は、失敗や挫折や型破りであることが逆に、社会にとっての栄養となっていたように思えるのです。
人間ならではのすっとこどっこいを
笑い飛ばすことで、生き方のヒントにする。
――なんか落語が聞きたくなったゾ。笑
今日も良い1日を。
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