自分はそのために努力をしていると感じられること

自分はそのために努力をしていると感じられること

セミナー「本当の不登校の話をしよう」のチラシ配布

区役所や図書館、市民館や
みまもり支援センターなんかには
市から送ってもらえるんだけど、

そのリストにないところで
セミナーに興味を持つ人がいそうな施設を、
ネットで調べて行く。

横浜から川崎、溝の口から生田まで、
全部で7箇所を1日でまわった。
結構な移動距離だった。

回りながらで思ったのは、
こうして実際に体を動かして
何かをしていると気がまぎれるというか、

あ、今自分はそのために頑張ってるぞ、
と充足感を感じられるということだ。

そこに置いてもらえば
確実にセミナーに来てもらえるのか?

それはわからない。

でも人事を尽くして、じゃないけど
とにかくやるだけのことはやりたい。

とにかく行って、お願いして、置いてもらう。
そうしていると、自分はそのために
努力をしているのだと感じることができる。

そのために努力をしていると感じられること

そう思ったときに、
忍介の不登校に悩んでいた時期に
自分が両親に向けて書いた一節のことを
ふと、思い出した。

なにがしかの働きかけをする方がむしろ楽です。アドバイスしたり、学校を巻き込んだり、何かアクションさえ取っていれば、親として子のために努力していると感じることが出来ます。それは僕らの心を(多少は)穏やかにしてくれます。

大丈夫、きっとうまく行くよ、と信じて黙って見守る方が辛いです。いつになるかもわかりません。

でも、彼のために何が最善かを考えると、やっぱりそれが一番なんだ、と今は感じています。

長期戦を覚悟する|忍介通信7(不登校90日目)

2018.02.26

そうなのだ。
親として子のために
努力していると感じること。
それは僕らの心を穏やかにしてくれる。

でもそこに没頭してしまうのは、危険だ。
そこに没頭してしまうのは
やっぱり親のエゴなんじゃないかと思う。

子どもの力を、
現実に立ち向かう力を、
自分で立ち上がる力を、
根本のところで信じていない。

だから、親がなんとかしよう、
少しでも役に立とうと躍起になってしまう。

信じて見守るのは辛い。
いつになるかもわからない。

でも明けない夜も、やまない雨もない。
私たちは決して一人じゃない。

もしあなたが今、
悩みの渦中にいるのなら
ぜひ12月のセミナーに来て欲しい。

「本当の不登校の話をしよう」

お待ちしています。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。