育て方、育て方って言うの、いい加減やめよう

 

 

もうさ。

育て方、育て方って言うの、やめようよ。
本当にそうじゃない。

あなたが育て方を間違えたから
子どもは学校に行かないんじゃない。

親が自分で自分をそう責めるのも良くない。

でもそれ以上に良くないことがある。

それは周囲がそう言うことだ。
そうやって他人の子育てを責めることだ。

関係ない外野の人間ほど
無責任にそう言いたがる。

そもそも「子育て」ってさ。

もうその言葉自体、俺は嫌だ。
しつけという言葉も嫌いだ。

偉そうに。

そんな大した存在なのか、親って?
全知全能の神みたいなもんなのか?

んでもってだ、
うまく行かないことは全部、親のせい。

そんなふうにこの社会は過剰に
親に責任を押し付けてくる。

「甘やかしてるから」
「愛情不足だから」
「しつけがなってないから」
「子育てを誤ってるから」
「正しい親子関係が築けてないから」

いや、どれも違う。

問題なのはこの社会の認識の方だ。

間違ってるんだ、貴様どもは!!!

あ、言葉が汚いですね。すみません。

ただこういう憤りをね、
純ちゃんもいろいろと感じちゃう訳です。
もうドナルドダックのように
怒り狂いたい訳なんです。
不登校のもろもろに日々接していると。

育て方の問題じゃない。

不登校は甘えでも弱さでも怠けでもない。

はっきりそう言い切れる人が、
もっともっと増えるべきだ。
心からそう思える人が、
もっともっと増えるべきだ。

じゃないと永遠にこの問題は解決しない。

いつも不登校がこじれるのは、
この社会の無理解と偏見があるからだ。

うん、具体的に例を出して言えてないから
我ながらものすごくフワッとした
説得力のない空中戦になっている。笑

ただ、差し障りなく、それでいて
精一杯強く言おうとしてこうなってます。

繰り返しになるけど、結論。

育て方、育て方って言うの、
もうやめようよ。いい加減。

本当にそうじゃないから。

誰かをそう責めるの厳禁!!!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。