朝、ベランダに出る網戸に見事なオスの
クワガタがとまっていて驚いた。
こんなクワガタ、小学生のときに
雑木林に取りに行ったなあ。
しかし普通にマンションの網戸に
クワガタがとまってるって、どんだけ
自然が豊かなんだよ、川崎市高津区!
忍介とうちの奥さんに見せて、
そんなことを言い合った。
次の日。
また、同じ場所にとまっている。
翌日も、その翌日もとまっている。
「あんた、そんなにここに入りたいの?」
と、うちの奥さんがクワガタに話しかける。
「こんなところに入ろうとしないでさ、
あんた、お嫁さん探しに外に行きなよ。
”ラブアタック”しなきゃ!」
不思議なことに、彼女がそう諭すと――。
ラブアタック(と僕が名付けた)は、
それ以降パタリと来なくなった。
来なくなると、それはそれで淋しいもので。
今朝も起きると自然と網戸に目が行く。
もちろん、そこにラブアタックはいない。
ラブアタックは去った。
でもうちの15歳高1の
自宅警備員は変わらずここにいる。
というか、むしろ「籠城」している。笑
まあ、いいんじゃないのかな。
そんな、超どぉーーでもいいことを
ツラツラ書いてみたい気分の朝。
(写真は在りし日のラブアタック)

今日も、良い1日を。

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!


ラブアタック! なんて素敵な名前なんでしょう。
ラブアタックはもういない のタイトルもすばらしいです。
文章自体も、夏のはかなさ、生命、という雰囲気がただよっていて。いい感じです。
(それにしても立派なクワガタですね)
田中先生、コメントありがとうございます。
なんとも、もったいないお言葉です。
ラブアタックもきっと今頃、どこかで喜んでいると思います!