一昨日紹介した『不登校でも子は育つ』。
とにかくたくさんの事例や証言があるのが
この本の良い点だと書いた。
「祖父母の対応でうれしかったこと」
38ページにあるこの欄にも12の証言がある。
そのうちのひとつ。
◆息子が小学5年で行けなくなったとき、私が仕事で忙しいときに子どもを実家に連れて行ってくれた。「裏をみせ 表をみせて 散るもみぢ」という良寛和尚の句を聞かせて、「生きていたらいろんなことがあるなあ。A君が学校を休むようになってゆっくり一緒にいられて、おばあちゃんはうれしいなあ」と言ってくれたそうだ。子どもにとっては、祖父母のこんな関わりがうれしいのです。
完全に話が脇に逸れるのだけど――。
僕はここでの良寛和尚の句に
激しく反応してしまった。
「裏をみせ 表をみせて 散るもみぢ」
知らなかったのだけど、良寛辞世の句らしい。
なんとも味わい深い句だなあ、と。
かくありたいものだなあ、と。
そして、例によって例のごとく
話は宿命的に飛ぶのだけど、笑
親も子どもに、見せていいと思った。
裏も表も!
親なんだから、子どもにとって
良き導き手であろうとか、
あるべきとか、
あらねばとか、
あらまほしとか、
そういうのじゃなく…。
今日も良い1日を。
記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!
コメントを残す