「ちょっとお父さん、怖いんだけど」
朝、洗面所で歯磨きをしていたら、
忍介の声が聞こえてきた。
見ると、部屋でぐっすり寝ている。
忍介には寝言の癖がある。
しかも彼の場合、こういうふうに
完全なセンテンスでスラスラと寝言を言う。
「おう、忍介。寝言なんでしょ?」
問いかけても返事はない。
「ちょっとお父さん、怖いんだけど」
一体彼がどんな夢を見てて、
どんな場面で僕に向かってそう呟いたのか?
興味津々なので、起きたら聞いてみよう。笑
さて。
ちょっと怖いんだけど――。
僕が今それを言いたいのはコロナのことだ。
いや、正確に言うと、
ウィルスに対する人々の反応のことだ。
真夏の炎天下、屋外でも全員が
マスクをつけて歩いている。
やっぱり過剰だと思うし、異常だと思う。
特にランドセル背負った子どもたちは、
本当にかわいそうだ。
なので、この記事読んで
心のモヤっとした部分、全部
綺麗にしてもらえた気がした。
子ども時代は、「これさえやっていれば私たち大丈夫だよね」「感染対策していれば私たちしゃべって大丈夫だよね」という、お互いの信頼をはぐくむべき時代です。
人を信頼するということは、完璧を求めることではなくて、完璧じゃないことをわかり合った上で信頼するということです。
「お前絶対感染していないよな。だったら信頼する」っていうことではない。
「僕たちやれることはやったよね」「俺たち十分頑張っているよね」というコミュニケーションが必要です。
人を信頼する。
それは完璧じゃないことを
わかり合った上でのこと。
本当にその通りだよ!
今の世の中の空気はまさに
「お前絶対感染していないよな。
だったら信頼する」
になっちゃってると思う。
感染者が出ても責めない雰囲気作り、
世の中全体として大事だと思うな。
今日も良い1日を。
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