不登校からの回復は復学じゃない

 

 

 

エッセイ漫画家の川口真目さんのことは
このブログでもたびたび紹介してる。

不登校の壁を壊すには

2024.07.23

不登校でも、楽しんでいいし、幸せになっていい

2024.10.30

元気になってよかったね

2025.03.02

いや、今度の記事もよかった。

って息子さんのソウくん、
もう今は中1になってるんだね。

なんか小4のときからの話を知ってるから
勝手に親近感と感慨を感じてしまう。笑

そんな今のソウくん。
「無敵の人」だという。

息子はあの経験を通して「何があっても親は絶対に味方でいてくれるから、おかしいと思ったことはおかしいと言っていい。まわりからどう思われてもかまわない」という自信がついたみたいで、もはや“無敵の人”ですね(笑)。

理不尽な対応をする先生には言い返したり、逆に仲良くなったり、主体的に動いています。考えてみれば、赤ちゃんってみんな主体的ですよね。でも社会に出ると、その主体性を見失ってしまう。不登校からの回復というのは復学ではなくて、主体性を取り戻すことなんだ、とつくづく思いました。

何があっても親が味方でいてくれる。
だからおかしいと言っていい。

親が絶対の味方だから心底安心できる。
大事だよね。

あとコレね。

不登校からの回復は復学じゃない。
主体性を取り戻すことなんだ――。

まさに言い得て妙だと思う。

うちの場合はなんのかんの、
デモクラティックスクールに通って、
そこでも何度か不登校になって、
やめて通信制高校に入って、

いろんな山あり谷ありがあって、
その中で主体性を回復して行った。

でもいわゆる「世間的な尺度」で
大きく見れば10年かかった。

10年という時間はかかったけど、
本当に自分の意思で勉強を始めて
本当に自分の意思で受験した。

そして今は毎日大学に通っている。
しかも週3日は1限、朝の満員電車で。

10年間学校という場に縁遠かった人が、だ。
あの昼夜逆転・天下御免のゲーマーが、だ。

結論。

びーんずネットの活動やってて良かった。笑

ここまで長く自由に放置できたのは、
この活動によるところがやっぱ大きい。

自分自身の「有言実行」というか、
大丈夫マイフレンドって、
ずっとそう発信し続けてきたから。

ただね。

大学受験して毎日通うことが
決して「一丁上がり」ではない。
人生は長く続いていくのだから。

――という「うちの場合」はさておき。

川口さんの最後のメッセージが本当に響く。

親って、子どもが生まれたときは「元気なだけでありがたい」と思ったはずなのに、いつのまにか、「ちゃんと学校に行って、勉強をがんばらないと幸せになれない」と思い込んでしまうんですよね。この社会は、一番大事な気持ちを忘れさせるようにできているんです。

私は、息子が不登校のときに、「ここにいてくれるだけでありがたい」ということ、無条件で愛することを思い出させてもらいました。そのとき、自分自身を無条件で愛することの大切さにも気づけたんです。私だってダメなところばっかりだけれど、ここにいるだけでいいんだなって。それに気づけたら、毎日がすごく楽になりました。死ぬまでに気づかせてもらえて、本当によかったと思っています。

そう!

自分自身を無条件で愛することの大切さ。
それにも気づかされたよね。

毎日がすごく楽になりました。死ぬまでに気づかせてもらえて、本当によかったと思っています。

まさに、僕も同じくデス。
気づかせてもらえて、本当によかった。

「不登校の壁」、頑丈だけどね。笑

不登校の壁を壊すには

2024.07.23

壊せると本当にラクになれる。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。