納得させられる約束であるべき

 

 

いやあ、いつもながらだけど。

鴻上尚史さんの回答って、
本当に素晴らしいよね。

と思って読んだ。

短い記事なのでよろしければ全文ぜひ。

「納得させられる約束であるべき」

本当にこれがすべてだと思う。

なんだかね。

僕自身に関して言えば、中高一貫の
比較的自由な学校に通ってたこともあって。

正直「ブラック校則」というものに
接したことがない。

だから字面で読んで
「正気か?」としか思えない。

ただ、言語化できないもののくせに、
一方的に強烈に押し付けてくる
「精神」みたいなものは、やっぱり
この国にはそこかしこにあると思う。

この部分のことだ。

リボンの幅や髪形や髪の長さや下着の色などを細かく規定した規則の遵守を求める時に、「その理由は?」と問う生徒に対して、「中学生らしくない」とか「高校生らしくない」と答える大人がいます。

では、「『中学生らしくない』『高校生らしくない』とはどういうことか?」と問えば、「華美でない服装のことだ」と答えます。「華美でないとはどういうこと?」と問えば、「『中学生らしい』『高校生らしい』ということだ」と返します。

コントなら秀逸ですが、現実です。

つまりは、「その定義は言葉にできない。教師の言っていることを受け入れろ。自分の頭では考えるな。それが規則だ」ということをメッセージとして伝えているのだと思います。

言われたことを受け入れろ。
自分の頭で考えるな。

――という「精神」だ。

これは本当に多いと思う。

そしてこれが究極にまで濃縮されると
志願という体裁で隠された命令、
大和魂の神風特別攻撃隊になる。

というのは飛躍しすぎかな?

話が逸れた。

「納得させられる約束であるべき」

それが大人には求められているし、
子どもには自分の頭で考えてほしい。

いや、大人もだな。

ちゃんと自分の頭で考えよう。

そして納得できないことには
ちゃんと疑問を持とう。

俺っちも歳を重ねるにつれて
華麗にスルーする技術、高まってるからな。

はい、毎度ながらの自戒で終わりますよ。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。