うまくいかないことってある

Sponsored Link

 

 

後半開始早々、ギラヴァンツが先制した時。

「今日は勝った!」と思った。

でも現実は残酷だった。

J3リーグ19位SC相模原と
最下位20位ギラヴァンツ北九州。

目下絶賛、JFL降格を避けるべく争っている。

昨日はSC相模原のホーム、
相模原ギオンスタジアムで行われた
直接対決を観に行ってきた。

両チームの勝ち点差は4。

ここで北九州が勝てばその差は1に縮まる。
絶望的な状況の中でも希望の光が灯る話だ。

逆に負ければ勝ち点差は一気に7に開き、
まっしぐらに降格へと向かうことになる。

え?
純ちゃんなんで北九州を応援してるのって?

J1は川崎フロンターレ。
J3はギラヴァンツ北九州。

少し前にそう心に決めたんです。
委細はこちらを参照。

軽口でもいいからどんどん言おう

2023.09.07

ということで話を戻す。

運命の天王山。

絶対に負けられない一戦で、
絶対に負けてはいけない相手だった。

先制し喜びを爆発させたのも束の間、
想定外の失点と鮮やかな逆転弾に
焦りを募らせるギラヴァンツ・イレブン。

寄せても寄せてもこじ開けられず、
逆にカウンターを食らうばかりの展開。

アディショナルタイムは4分。

ポストを叩いた惜しいシュートもあった。

しかし北九州の攻撃は実らず、
無情のタイムアップの笛が鳴る。

劇的な逆転勝利に湧くスタジアムの一角で、
僕らギラヴァンツを応援していた人だけが
言葉を失い、凍りついていた。

それでも選手たちはゴール裏に向かう。

遠路はるばる駆けつけてくれた
サポーターに挨拶するためだ。

彼らのその足取りは傍目にも、
ものすごぉぉーーーく重いのがわかる。

ゴール裏にたどり着くまで、
永遠の時間を要するかのように思われた。

負け犬たちが悄然とゴール裏に整列する。

きっと浦和や鹿島のサポーターなら、
地獄の大門が開くほどの
ブーイングを浴びせるシーンなんだろう。

でもギラヴァンツのサポーターたちは
まばらに力無く拍手するだけだった。

次に選手たちがユラユラと僕のいる
バックスタンドに挨拶しにやって来た。

そのとき僕の中でカチッと音がした。

とっさに最前列まで駆け降りた。
そしてピッチの選手たちに向かって叫んだ。

「がんばれ、がんばれー!」と。

向かいのメインスタンドどころか、
2km離れた原当麻駅にまで
届くような声量だったと思う。

大声で叫んでしまったことで、
自分の中で必死にこらえてきたものが
ツーッとほほを伝った。

そこから原当麻駅までの帰り道、
ずっと涙が湧き出てとまらなかった。

部外者の「にわか」が何を言っているの?

ギラヴァンツを長年応援してきた人には、
そう響くかもしれない。

かくいう僕だってそう思いながら今、
これを書いている。

でも昨日の僕の涙のその根っこには、
もっと別なものもある。

昨日のギラヴァンツの選手の姿が多分、
かつての自分とダブったことが大きい。

ままならない思い。
届かなかった願い。
応えたかった期待。
認めたくない現実。

それは、思い返せば僕にも痛烈にあった。

40代、前の会社に勤めていたころの話だ。

やっぱりね、生きてるとさ。

うまくいかないことってあるんだよ。

うまくいかないんだよ!

何をどうしても、うまくいかない。
ホント、うまくいかない。

その辛さ、苦しさ、切なさ、悲しさ、
虚しさ、情けなさ、やるせなさ。

自分だって歯痒く思ってるし、
何よりももどかしく思ってる。

誰よりも自分自身が悔しい。

悔しいんだよ。
悔しくてたまらない。

期待に応えたかった。
期待を超えてみせたかった。

だってもっと自分はできるんだから。
もっともっとやれるはずなんだから。
こんな現実は到底、受け入れ難い。
断じて断じて、甘んじる訳にはいかない。

そういう選手たちの思い――。

それが昨日、あのときあの瞬間、
僕の心の底に沈殿していたものに
一瞬でスパークした。

悔しいよね。
わかる。
わかるよ。

いや、お前になんかわかりっこない。
お前になんかわかられてたまるものか。

ううん、そんなことない。

わかりっこないってことを
ちゃんとわかってるよ。

少なくともわかりっこないってことを
わかろうとしてるよ。

だからどうか、自分を責めないで。

いや、責めてもいい。

むしろ存分に落ち込んだらいい。
とことん悔しさ味わえばいい。

全部、いつか実るために必要なことだから。

ああ、こう書きながらまた涙が出てきた。

ポエム純ちゃんホント始末に負えないや。笑

さて。

確かに限りなくJ3残留は厳しくなった。

だけどまだ降格が「確定」した訳じゃない。
これは一面、事実でもある。

なかなか現地には出向けないけれど。

DAZNで引き続き、ギラヴァンツ北九州を
応援しようと思います。

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




2 件のコメント

  • 朝から泣かせないでください(涙笑)
    「がんばれー!」と叫んで泣けてしまう気持ち、激しく共感です。
    私も同じ状況だったら、きっとそうなってしまうと思います。
    私にとって「がんばれー!」は不登校4年目に突入した16歳息子へ、そして自分にも声を大にして伝えたい思いです。
    普段はそんな言葉、面と向かっては絶対に言わない(言えない、言えるはずがない)…。
    でも、時々は押し殺している言葉を放ってあげないと、得体の知れない何かに圧し潰されそうになりますもんね。

    朝からありがとうございました!
    今日はなんだか晴れ晴れした気持ちで仕事がこなせそうです。
    ずっと読んでます!これからも楽しみにしています!!

    • moricoさん、こちらこそ朝から嬉しいコメントで泣かせないでください。笑
      そう仰っていただいて嬉しいです。

      確かに時には押し殺している言葉を放ってあげないといけないかも知れませんね。僕の場合は過去の自分だったのかなあと。今、コメントいただいて改めて思いました。

      いつもお読みいただき、ありがとうございます。励みになります!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。