人は学校に行くために生まれたんじゃない

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学校外での多様な学びの場の
重要性が盛り込まれた「教育機会確保法」。

ただ、残念ながらぜんぜん浸透していない。
だから小学校入学時に
この確保法のことを説明するべきだ。

ズバッと明快な受け答えが印象的だった。

浜松市で不登校支援に当たるNPO法人
フリースクール空(そら)理事長の
西村美佳孝さんのインタビュー記事だ。

「学校よりももっと、社会は厳しい」

よく大人はそう言うが、逆だ。
実際、学校ほど厳しい社会はない――。

これは僕らがインタビュー事例集Vol.1で
お話を聞いた風芽美空さんも
同じことをおっしゃっていた。
「思ってたより社会は冷たくないよ」と。

そのほかにも。

お客さんが来なくなったお店は
どうしたらいいかを考える。
でもこれだけ不登校が増えているのに
学校はそうじゃない。

これは僕もこのブログで何度か書いたけど、
本当にその通りだと思う。
お店だったら潰れる話だし、
マーケティングの担当者なら責任問題だ。

でも学校は相も変わらず「殿様商売」だ。

と――。

共感とほぼ紹介だけで終わるのだけど、
最後のメッセージもまた、素晴らしかった。

不登校は親子とも自分自身に向き合うチャンスです。人間は学校に行くために生まれてきたわけではないし、学校は人生のごく一部の時期。学校を出た後の人生の方が長いので、学ぶにしろ、やりたいことを見つけるにしろ、学校を出てからでも遅くない。子どもの世界は学校と家しかないので、学校に行けなくなったら自分は終わりだって思ってしまいがちですが、そうじゃなくて、学校以外の世界は広いよって言いたいですね。

不登校は自分自身に向き合うチャンス。
人は学校に行くために生まれたんじゃない。

いや、本当にそうなんだよね。

↑って最近こればっかり。笑

よろしければ全文を。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。