一日中ゲームやネットばかりしている。
だから親が子どもからゲームを取り上げる。
でもその行為は
親が意図しないメッセージにもなる、
という話が新鮮だった。
不登校新聞10月1日号、
「元当事者からの不登校対応マニュアル」
古豊慶彦さんの記事だ。
どういうことか?
ゲームでもネットでもなんでもいいのですが、それらにハマるという時間は、現実を忘れられる、見なくてすむ時間だと思います。不登校やひきこもり中は多くの場合「現実の自分=ダメな自分」なので、現実を見るのは本当につらいことです。
でも現実は見ないようにしていても
どんどん勝手に目に飛び込んでくる。
例えばやることをちゃんとやってる家族。
同世代の有名人を取り上げるテレビ番組。
そういう現実はすべて
「ダメな自分」を見せつけてくる。
だから飛び込んでくる現実を
一時でもシャットダウンしている。
そしてゲームを取り上げるという行為は
「ダメな自分を見なさい」
というメッセージにもなり、
子どもを追い詰める可能性が高いのだ、と。
なるほどなあ、と思った。
親にはそんなつもりはないだろう。
でも意図しないメッセージにもなりうる。
コミュニケーションって難しいよね。
でもだからこそ。
強権を発動して、それで物事が
良い方向に向かうことって、
ほとんどないんだよな……。
それは、忘れずにいたいかなあ。
改めてそう思った次第。
今日も良い1日を。
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