連日立ち食い蕎麦の記憶

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昨日は我が家の18歳とランチを食べに出た。

A)高級レストランでの食事。
B)立ち食い蕎麦での食事。

両者ともカロリー摂取という結果は同じだ。

でも所用時間や会話の量、心の余裕、
そもそもの目的などなど、

A)とB)ではいろんなことが違う――。

そんなあれこれを18歳が丁寧に言語化する。
それを聞きつつサラダうどんを食べてたら、
唐突に昔の記憶が蘇って少し辛くなった。

20代のころ、
最初の会社を辞める直前のころだ。

本当に忙しかった。

本当に忙しかったし、誰にも頼れなかった。

今思えば「無理です、できません」って
断っちゃえばいい案件も多かった。
積もり積もった仕事はきちんと仕分けて、
上の人達にもっと賢く泣きつけば良かった。

でもね、まあ今でも割とそうだけど。

それが簡単にできれば金子純一サンは
もっとラクに生きている。

その頃は毎日15時過ぎに、会社の裏の
立ち食い蕎麦を一人で食べていた。

通りを行き交う人を眺めながら、
そして時計を気にして急いで蕎麦をすする。

辞める直前の何ヶ月かは毎日のように
その蕎麦屋でカロリーだけを摂取してた。

いや、いくらなんでもおかしいよね?

その頃の記憶は正直、あんまりないのだけど
18歳のA)とB)の言語化を聞いていたら
その連日蕎麦屋のシーンが唐突に蘇って、
サラダうどんが急に不味くなった。

――という話を18歳にした。

何が言いたかったか?

無理しちゃいかんよ。
あと体や心壊したらあかんよ。

とはまっすぐは言えずに
照れ隠しでごまかしちゃったけど……。

高級レストラン、とはいかずとも。

連日立ち食い蕎麦はやっぱり良くない。

お昼はおいしく、ゆっくり食べましょ。

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。