大人が「学び」を愛でてちゃいけないと思う

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最初に誤解のないよう書くのだけど。

今日書くことはもしかしたら
ちょっとラディカルに響くかもしれない。

でも誰かを非難したいわけじゃない。
自分への戒めとして書いている。
そう思って読んでもらえたら嬉しい。

以前書いたポエムの続きなのだけど、、、

大人になるのが楽しみになるといいよね

2019.09.11

大人が愛でてちゃダメだよね――。

っていう気分が、結構高まっている。

特にコロナで学校が休校になってから、
子どもの「学ぶ権利の保障」という言葉が
よく飛び交うようになった。
学びを止めるな、と。

そのこと自体に何の異論もない。

子どもには学ぶ権利がある。
国や自治体や親はそれを整える義務がある。

ただ、なんというか、あまりにも
学び学びと強調され過ぎるのはどうかなと。

学びたい子が学ぶのは一向にかまわない。

でも学びたくない子だっているだろう。
少なくとも、用意されたメニューが
口にあわない場合だってある。

でもそういう子は大人に愛でられない。

例えば不登校の子でも、
家で自分で進んで学んでいれば愛でられる。
いいね、偉いね、よくやってるねと。

でも昼夜逆転で、
ゲームばかりだと愛でられない。
香川県みたいに条例でゲームを
取り締まろうとするところさえある。

学ぶ権利があるなら、
学ばない自由だってあるんじゃないのかな?

いずれにせよ。
大人が「学び」を愛でてちゃいけないと思う。

学んでようが、学んでなかろうが、
子どもは自由に好きに育っていい。
しっかりそれを保障する。
いちいち「学び・学び」うるさく言わない。
そこまで手を離さないと、
本当じゃない気がする。

そして。

以前のポエムにも書いたけど、大切なのは
大人が上機嫌で、人生を楽しんでることで。

「大人になるのが楽しみ」

そう感じる子どもがもっと
増えるようになる方がいいと思う。

大人が愛でる「学び」なんかよりも。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。