先日、忍介にプレゼントした
村上龍の『13歳のハローワーク』。
案の定、読まれた形跡がないまま、
リビングの机に放置されている。
なので今朝、パラパラ読んでみた。
すごく良かったのだけど、
特に前書きの部分に目が吸い寄せられた。
探すのではなく出会う
好きなことを探しなさい。
好きなことを見つけなさい。
大人はそう言う。
でもどう探せばいいのか、
どう見つければいいのか、
教えてくれる人はほとんどいない。
村上さんは言う。
そもそも好きなことは
砂浜で貝を探したり、
花畑で蝶を探すように、
探せば見つかるものじゃない、と。
出会うものなのだ、と。
そして「自分探し」という言葉が
もっとも嫌いだ、と村上さん。
自分はいったい何者だろう、自分はいったいどんな人間だろう、とつい考えてしまうのですが、そんなことを考えても、答えは見つかりません。自分探しにも、答えなどないと思います。
自分はどんな人間に興味があるのか、どんなことに好奇心が向いていて、何をすればハッピーになれるのか、というような問いは、自分を探すのではなく、他者と向き合い、興味ある対象との出会いを通して成立するものです。
「探す」のではなく「出会う」。
確かに、そうかも!
なんかこの発想、結構ガツンと来た。
向いている仕事
もうひとつ。
向いている仕事、ということについて。
村上さんは小説を書くのが
それほど好きではないと言う。
辛くて苦しいからじゃなく、
頭をたくさん使うので、面倒で大変、
疲れもするからだ。
ただ「向いている」と思っている。
なぜなら絶対に飽きないから。
小説を書いた充実感や達成感は
他では味わえないから。
なるほどね、と思った。
村上さんの後に自分の話をするのは、
物凄くおこがましいというか、
恐縮なのだけど、、、
今、夫婦で制作している
不登校をテーマにしたインタビュー事例集。
もしかして自分、向いているかも…。
やっていて全然飽きないし、
この充実感や達成感は他では味わえない。
あともう一息
と、言うことで――。
さあ、今日も元気に編集作業しますよ!
あともう一息(確か昨日もそう書いた:笑)
今日も良い1日を。
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