走るっていいよね

走るっていいよね
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TVは基本見ないのだけど、
宮藤官九郎なら見る。

昨日のNHK大河ドラマ「いだてん」。

女子陸上が初めて正式種目になった
1928年アムステルダム五輪。

期待を一身に集めた100mで
惨敗した人見絹枝。

ロッカールームで涙ながらに、
800mも走らせてくれと訴える姿に
心が動かされた。

100mと800mはぜんぜん違う。
ましてや人見は800を
走ったことがないらしい。

僕はポンポコリンランナーではあるけど、
100mがメインの人にとって800mが
どれだけ苦しいものかは想像できる。

800mはたぶん、
血管切れる状態で全力疾走できる、
ギリギリ一番長い距離なんじゃないかな。

そして長い=苦しいのも長い。

100mで破れた人見がロッカールームで
800mも走りたいと大会関係者に訴える。

「男は負けても帰れるでしょう。
でも女は帰れません。

負けて女が帰ったら、
やっぱり女だから負けたんだ、
女はダメだってみんな言うでしょう。

私は死んでも負けて帰れないんです。
後輩たちの夢がかかってるんです。
800m、走らせてください。
お願いします!」

確かそんな台詞だったと思う。

そして迎えた800mの舞台。
二着でゴールに倒れこむ人見絹枝。
女子初、銀メダル。

この一連の図を見たときは、
ニヒルな中二病男子まで
「迫真だったね」
とポツリと言うくらいだった。

それにつけても。

スポーツには色んな競技がある。
僕はやるのが好きなのは野球で、
見るのが好きなのはサッカーだ。

それでもやっぱり
「走る」っていいよね、と思う。

人が走っているのを見ると、
なぜだろう、無性に応援したくなる。

もう毎度ながら不登校とは
これっぽっちも関係ないけど、
「走る」ってやっぱりいいよね、と。

いうのが結論です。笑
よい1日を!

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。