元気になってよかったね

 

 

 

以前にも川口真目さんの漫画のことは
このブログでも紹介したけれど――。

不登校の壁を壊すには

2024.07.23

昨日のこの記事でも川口さんのことが
紹介されていて。

やっぱね。

凝縮された名言があって、
とても良かったので紹介。

思うのは、不登校というのは『学校に行かないと幸せになれない』という価値観を、親も子も壊せるかどうかが何より大切だということ。特に親の側が『このまま学校に通い続けてほしい』と思っていると、子どもにそれが伝わって信頼関係が築けなくなってしまう。なので私も『学校に行けてよかったね』ではなくて『元気になってよかったね』と思うようにしています。実際に経験してみると、このように価値観を変えるのはとても難しいことでした

「学校に行かないと幸せになれない」

何より大切なのは、
この価値観を親も子も壊せるかどうか。

そうなんだよね。

親もだし、子どももなんだよね。

そしてこれがまた、難しい。

「学校に行かないと幸せになれない」

この国ではほぼ洗脳に近いくらい
この価値観が社会の至る所に染み付いてる。

だから本当に嫌になるくらい
この価値観壊すのは難しい。

そして実際に経験してみないと
この価値観壊す難しさは全然わからない。

でもってだ。人が苦しんでるときに、だ。

「見守ってるだけじゃ解決しませんよ」

なんて、したり顔で言う魑魅魍魎どもが、
うじゃうじゃ湧いて出てくる。

って話が逸れた。

本当にね。思います。

「学校に行けてよかったね」

じゃないよねと。

そうじゃない。
そうじゃねーんだよ。

「元気になってよかったね」

こっちじゃないとイカンのです。
万事。よろず。何事も。

再登校。復学。進学。就職。

それは結果としてあってもいい。

でも決してハッピーエンドじゃない。

いついかなるときであっても――。

本人が元気なのかどうか。
本人が幸せなのかどうか。

すべての尺度はそっからじゃなきゃウソだ。

特に子育てや教育に熱心な人ほど、
大元よりも枝葉末節に囚われがちで
中々ここに辿り着けない。

前にも書いたけど一段上の視点が大切だ。

一段視点を上げる

2025.02.26

ってね。
今こうして簡単に言っちゃってますが。

価値観変えるの、ホント難しいです。

一応ワタクシ、こう見えて
10年選手ですから。笑

なのでね、びーんずネットの本を読んで
良かったらお散歩会にも来てみてください。

最後に、くどいけどもう一回。

学校行けて良かったね、じゃない。

そうじゃない。

いついかなるときであっても――。

本人が元気なのかどうか。
本人が幸せなのかどうか。

すべての尺度はそっからじゃなきゃウソだ。

自戒を込めて力説しておきます。

今日も良い1日を。

P.S.
大切なのは「情報」と「つながり」です。
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つながり=びーんずネットの次回お散歩会は千葉です。

よろしければぜひ。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。