正解がないことに負けない

ふと思いついたことなんだけど、、、

結局、正解がないことに
負けないのが大事なんだと思う。

言うなれば、
安直に正解を求めるその心が、
不幸せを呼んでいる気がする。

え?

いきなり、何を言っているのか?
具体性が無さすぎて、意味がわからない。

まあ、そうですよね…。

単なる脳内つぶやきではあるんだけど、
頑張って続けてみる。笑

いつまで見守ればいいのか、という問い

例えば子どもの不登校について、親は
「いつまで見守ればいいのか?」と思う。

僕もかつてそう思った。

でも今にして思うのだけど、、、

「いつまで見守ればいいのか?」

この問いは、裏を返せば
「いつかどこかで解決が訪れる」
という発想で、その期待がある。

今のこの現状を
「よくないもの、改める必要があるもの」
と把握、認識している。

だから「いつまで」と聞いている。今の
「改める必要がある、望ましくない期間」
の終結と、そこからの解放を待っている。

そうですよね?

でもそれでは子どもは救われない、と思う。

事実を、現実を、丸ごと認める

親が子どものことを
「よくない状態、改める必要がある状態」
にあると思っていればいるほど、

その思いが強ければ強いほど、
子どもは辛く感じると思う。

ただでさえ、学校に行けないことで
自分で自分を責めているのだから。

それより、子どもが今悩んでもがいている、
その事実を、現実を、丸ごと認める。

それこそが「見守る」という
ことなんじゃないだろうか?

だから見守るに期限はない。

見守るとは、不登校をよくないと
捉えるのを「やめる」こと。

子どもの今を丸ごと受け入れること。
そして、正解がないことに負けないこと。

そんな風に思うし、やっぱり物事は
そこからスタートする気がする。

何かの参考になれば…

5年前、僕が考えを変える決意を
自分の両親に伝えた「忍介通信7」。

読み返すと「解決」という発想が
当時の僕にはまだ根強く残ってはいるけれど

どれだけ時間がかかったとしても
とにかく悩む息子を丸ごと受け入れよう、
と覚悟を決めた時だった。

もしかしたら、当時の僕の文章も
何かの参考になるかもしれない。

よろしければ、読んでみてください。

長期戦を覚悟する|忍介通信7(不登校90日目)

2018.02.26
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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。