おととい9日の日経MJの記事が面白かった。
悪口を言い合うのが流行っているらしい。
性格の悪い人限定飲み会
悪口以外の発言を禁止する飲み会で、
お互い面と向かって悪口を言い合う。
100人以上が集まった中で、
4人の審判が会場をパトロール、
ほめ言葉を口にしたらイエローカード、
2回目はレッドカードとなる。
「ああ、気持ちいい。子どもの頃から悪口言っちゃいけないと言われていたから。自分の中の悪魔が出てきて、すっきりしたわ」40代女性は嬉しそうだ。
かくのように、みなさんストレス発散の
「遊び」として楽しんでいるようだ。
みんな「いい子」でいることに
疲れているということなんだろう。
良い意味で〇〇
そんな中で、悪口を言うときに
付け加えると陰険にならない言い方、
についても言及されていた。
「いい意味で空気読まないよね」
「いい意味でうるさいよね」
というように、「いい意味で」
という言葉を付け加える、というものだ。
これはなるほど、確かに!
と思わされる点だった。
毒舌でも感じが悪くない印象だ。
みなさん、ネガティブなことの前には、
「いい意味で」を枕詞で付けましょうね。
30kmを走るも…
ところで昨日は
「多摩川季節のめぐみマラソン」
の30kmの部を走った。
多摩川の河川敷、
一周5kmを6周するコースだ。
3週間前には丸々一週間
走れなかったこともあって、
ペースは1km5分6秒に設定して走り出した。
気温も23度と高いし、砂利道で走りにくい。
最悪キロ5分12秒くらいでも、
とにかく30km走りきれればいいや
と思っていたのだけど、
2周目10kmすぎたあたりですでに
ペースを維持するのがキツイ。
そして胃がムカムカしてくる。
給水を飲んでも飲んでも喉が乾く。
3周目15km、4周目に入るところで
ポッキリ心が折れた。
これまでと違って思ったこと
以前の昭和ど根性ユンケルの僕なら、
最後まで諦めずに走ることに意味がある
と思って、途中でやめることなど
しなかっただろう。
実際、フルマラソンで走れなくなっても
残り15kmを歩き通したこともある。
でも昨日はそう思わなかった。
これ以上走っても消耗するだけだし、
フルマラソン三週間前の今だからこそ、
勇気を持ってここでやめて
身体へのダメージを抑える方がいい。
いや、もっと簡単に言うと、
もう走りたくなくなった。
そうか、今日はもう走りたくないんだね。
心の中には昭和ど根性ユンケルでなく、
親業・能動的聞き方の僕がいた。
そんな次第で
人生初のマラソン大会棄権となった。
現金なもので棄権を告げてチップを返すと、
途端に胃のむかつきは治った。
家に帰ってシャワーを浴びて、
スパゲティを作って食べて、
ワインを飲んで昼寝した。
悔しくない訳じゃない。
でもうまくいかない時も、ある。
諦めるようになったのだ。いい意味で。笑
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頑張ることに美徳を見出す時代は、過去のものになっているのかも。おつかれさまでした!お身体、おいたわりください。
コメントありがとうございます。そうですね。頑張ることを美徳とすることは、個人的にはもうないかもしれません。でもこれ、悪くない気分です。