自分でやって、失敗して、そこから学べ

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朝5時。

起きると忍介がキッチンにいて、
レンジで牛乳を温めている。

聞くと、2時過ぎに起きたと言う。
まったく、漁師並みの早起きだ。
昼夜逆転が一回転しつつある。笑

中三14歳が言う。

「なんて言うかさ、
”ひきこもりガチ勢”としては、
やっぱり自分で料理くらい
できなきゃな、と思うわけですよ」

「一人でお腹空いたときの対策として?」

「そう。カレーとか、ホットサンドとか…。
あ、ホットサンド作ってみよっかな」

「いいじゃん。やってみたら?」

「問題は、この凍った食パンをどうするか。
お父さん、どう解凍したらいいと思う?」

「ググってみたらいいんじゃない?」

「そだねー」

そうしてパソコンをパタパタと叩く14歳。

「便利な時代だなー。
この時代に生まれてよかった」

と上機嫌で言いながら、
あれこれ解凍やらレシピやらを検索して、
自分なりに合点がいったらしく。

ただいま調理中――。

いろいろ教えてあげたくなるけど、
彼の好きに任せている。

「火加減は中火がいいのかな?」

あれこれ言いながら作っている。

まあ、自分でやって、失敗して、
そこから学べ、少年よ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。