へえ、知らなかった。
もとは一拍分、少なかったんだ。
今、春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった♪
ご存じ、イルカの「なごり雪」。
元々かぐや姫の伊勢正三が歌った、
ということは知っていた。
でもイルカ本人は当初
「かぐや姫の名曲を歌うことは恐れ多い」
と、歌うことに乗り気じゃなかった、
というエピソードに心惹かれた。
歌うつもりはなかったから、ちゃんと練習をしていなかったという。
そして意を結した彼女は、音符ではなく言葉(歌詞)を追って心を込めて歌った。
後で聴くと原曲の「きれいになった」が「きれいにーなった」と1拍分多くなっていた。
イルカの「なごり雪」の誕生であった。
伊勢が生み、イルカが育て、そして「なごり雪」は日本を代表するフォークソングとなった。
その「1拍分少ない」原曲が聴きたくて
かぐや姫バージョンを聞いたら、
とっても新鮮だった。
去年よりずっときれいになった♪
確かに一拍少ない。
そしてコレいいじゃんか、伊勢正三。
まったくブラボーだよ、ブラボー!
昨日は発送作業をしながら繰り返し、
このかぐや姫のなごり雪を聞いた。
サビ前のツーファイブとか
キメとか、16で刻むハイハットとか、
細かいところも結構気に入った。
イルカのバージョンよりもいいかもね。
そう思って最後に
「〆のラーメン」
のつもりでイルカ版を聴いたのだけど、、、
結果。
地の果てまでぶっ飛ばされました、ハイ。
いや、これまで何回もこのイルカ版、
聴いたことがあるはずだけど。
歌い出しの部分からもう、涙が出た。
本当に胸がいっぱいになる。
伊勢正三聞きすぎたからなのか、
どうなのか。笑
松任谷正隆のアレンジがね、
また地味にオシャンティーだよ。
本当に芸が細かい。
しみじみしました。
イルカバージョンの圧勝です。
という、めっちゃ個人的
かつ身勝手な日記で今日も終わります。
よかったら聴き比べを。
良い1日を。

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