「不登校を悪い出来事にしない」という共通認識を持つ

 

 

 

昨日の『きょうだい不登校』
の余韻でもう少しだけ。

「普通に戻すこと」が本当にゴールなのか? 不登校の解決ではなく、共に生きていくという視点

2026.08.25

要するに、だ。

「腫れ物扱いしない」

普通に接する。

え?
それが一番難しいんだよって?

いい指摘です。

「なぜ難しいのか?」

それを考える必要がある。

つまるところ、大体において――。

「正しさ」に囚われてるんだよね。

そういう自分に気づくこと。

自分の思い込みに気づく。
自分の価値観をアップデートしていく。

そして対応に迷ったならば――。

とにかく親子関係を
壊さない関わりを意識する。

たとえば、スマホやゲームを
強制的に取り上げたらどうなるか?

確実に親子関係は悪化するよね。
誰がどう考えても。

いや、別にぜんぶ
子どもの言いなりになれという話じゃない。

でも結果がわかりきっているのに
進んで関係を悪化させることもない。

そうですよね?

むしろ矢印は自分に向けたい。

子どもに向けるのではなく。

自分はなぜ子どもから
スマホやゲームを取り上げたいのか?

なぜですか?

昼夜逆転を直して規則正しい生活を送れば
以前のように学校に戻れるようになる。

ぶっちゃけ、そう思っているからだよね?

でもそれって本当のところ、どうなの?

もっと言うならば。

不健康で自堕落な生活を送る、
そんな我が子の姿を見るのが
感情的に受け入れられない、
ということでもあるんだよね?

――と自分の囚われを掘り下げていく。

でも自分が逆に
子どもの立場だったらどう感じるか?

「とにかく親の言うことは聞くもんだ」

そういう態度に出られたらどう感じるか?

逐一、そうやって考えてみる。

いや、面倒くさいんだよ。
面倒くさい。やってらんない。
鬱陶しくてたまらない。

でもそういう小さな小さな
積み重ねが大事なんだよね。

昨日紹介から漏れてしまった、
最後の最後の部分を紹介したい。

究極はここだと思う。

「不登校を悪い出来事にしない」
という共通認識を持つ、の部分だ。

不登校は「学校に行っていない」という状態に過ぎません。
何か悪いことをしたわけではありません。
だれかを傷つけたわけでもありません。
その前提に立てるかどうかで、家族の関わり方は大きく変わります。
家族の中で、「これは悪い出来事ではない」という共通認識を持つことができると、子どもは安心します。
「ここは安全な場所で、自分の味方がいる」
そう感じられるようになります。
その安心があるからこそ、子どもは自分を守ることができるようになり、少しずつ前を向く力を取り戻していきます。

本当に、たくさんの事例を見聞きして思う。

不登校に絶対の正解はない。

ただ、普遍的に通ずるものはある。
それがこれだ。

不登校を悪い出来事にしない。
その共通認識が持ててさえいれば、
ぜんぜん大丈夫だと。

「いや、不登校はどう考えても
マイナスの話でしかないでしょう?」

と、自分はなぜ思ってしまうのか?

そこを掘る。
徹底して掘る。
掘って掘って掘りまくる。

そのことで自分の囚われに気づいていく。

そういう貴重な機会なんだよね、
子どもの不登校って。

まさに不登校という名のギフトそのものだ。

なあんて。

熱く思ってしまう金子純一54歳の夏の朝。
(演説は以上。以下は日記)

嬉しいことに!

なんと今週は2回、等々力に行けるんだ。

今夜が天皇杯。土曜日がJリーグ。
(オーレィ!)

そして俺たち夫婦の前には会報誌と
ニュースレターの入稿が待ち受けている。
(ずーん)

でもコツコツが得意な純ちゃんは
もう9割、ほぼ目星を昨日でつけた。

今夜は楽しむ!(土曜もだ)

そのために全力で全部終わらせろ。

さあ行けフロンターレ。
さあ行けびーんずネット。

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。