このブログで何度も書いていることだけど。
紙の印刷物が好きだ。
インタビュー事例集もサロン会報誌も
ニュースレターもチラシも、全部
びーんずネットでは印刷して郵送している。
PDFにしてメールで送ればタダだ。
WEBだけならコストもかからない。
印刷は色々と面倒だ。
コストもかかる。
手間もかかる。
時間もかかる。
印刷したら修正がきかない。
それはそうなんだけど、なんでだろう?
なんかしっくりこない。
デジタルで全部済ましたくない。
紙の印刷物にこだわりたい。
そんな思いをぜんぶ、
代弁してくれる記事だった。
印刷は終わった。
これからはネットの時代だ――。
そんな書き出しの年賀状。
作ったのは印刷会社だった。
一見、悲観的な話に見える。
けれど伏せた部分のスクラッチを削ると、
逆のメッセージが浮かび上がる。
スクラッチを削った後の全文はこうなる。
印刷は終わった
これからはネットの時代だ。本当にそうだろうか。
印刷は作った分だけコストが増えていくし、印刷したらもう修正できない。だからこそ伝えたいことに向き合うし、ミスが許されない緊張感は良いコンテンツを生み出す。
消費者の行動履歴を追えなくて、マーケティングデータが取れない。そのかわりモニタに影響されない色を表現でき、モノとして手元に残る。
出来上がった印刷物は時間とともに汚れるし破れるし、用事が済んだらゴミになるだけだ。チラシで作った紙ヒコーキは僕らの宝物だったし、時間とともに汚れ破けた教科書は自分のものだとすぐにわかった。
完成までたくさんの段階があって時間もかかるし、何度もやり直したりして無駄なことも少なくないかもしれない。そこには多くの人の「おもい」がこもっていて、手触りや雰囲気とあわせて簡単に捨てられない「おもさ」がある。
だからデジタルには勝てない。残念ながら印刷の時代は終わった。そうじゃない。そうであってはいけない。私たちは印刷の力を信じる
情報を伝えるメディアから、五感で伝わるメディアに。
これからが印刷の時代
株式会社サンコー
そうなのだ。
修正できないからこそ、
伝えたいことに向き合う。
ミスが許されない緊張感が
良いコンテンツを生み出す。
手間も時間もかかる。
けれど、そこには「おもい」がこもる。
簡単に捨てられない「おもさ」がある。
言語化が見事すぎて鳥肌モノだった。
本当にこの年賀状の言う通りだと思う。
さあ、元気出して会報誌とニュースレターの
最後の修正をこれからするゾ。
おー!!
今日も良い1日を。
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