生徒が担任を選ぶこと

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良いアイディアだなあ、と思った。

生徒たちが担任の先生を選べるようにする、
という「担任の選択制」だ。

生徒が自分が良いと思う先生を担任に選ぶ。

生徒は安心だし、先生たちも選ばれるよう、
緊張感を持って仕事にのぞむだろう。

不登校新聞11月15日号のコラム
「仮説なんですが…」
元教員のライター・まつむしさんの提案だ。

そういえば、、、

不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』Vol.4に
登場いただいた湘南一ツ星高等学院の
木内達也さん。

木内さんが新卒で入った通信制高校は、
生徒が担任を選ぶ選択制だった。しかも
1年生から3年生までミックスだったという。

『雲の向こうはいつも青空』Vol.4詳細
https://beans-n.com/lp/behind-the-clouds-vol4/

この仕組み、本気で考えてみても
いいんじゃないだろうか?

よくよく考えてみれば――。

どの店でランチを食べるか。
その店で何のメニューを頼むか。

普通は選べる。

選んでみて気に入らなければ、
次から別の店に行く。
他のメニューを注文する。

そうですよね?

でも義務教育の学校は選べない。
なぜか知らねどまったく選べない。

6歳になったら全員、どんな子も
例外なく指定された学校に行く。
そして行った先では、
先生もクラスメートも選べない。

なんでかな?

「先生を選べない」=「学校が生徒を選ぶ」
その明快な理由って何だろう?

もし特に明快な理由がないのなら。

生徒が先生を選べるようにするのが
やっぱり健全なんじゃないかしらん?

学校が生徒のためのものであるならば。

ICTだプログラミングだ、もいいけど。
こういう根本のところも、
あわせてしっかり考えてほしいなあ、と。

そして先生も学校も、生徒たちから
「選ばれる存在になる努力」を
是非してもらいたい。

その仕組みのひとつとして、
また意識改革のひとつとして。

担任選択制、良いアイディアだと
コラムを読んで思った次第。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。