もう10年近く前のことだけど。
確かラジオから流れて知ったんだと思う。
RADWIMPSの「マニフェスト」。
「僕が総理大臣になったら」という仮定で、
恋人への想いをマニフェストに例えた歌だ。
メロディといい、サウンドといい、
構成といい、すごく良いと思った。
何より全編通して、歌詞が秀逸!
ちょうどランニングを始めたばかりの頃で、
この曲と「携帯電話」(これも素晴らしい)
をiPodに入れて、それこそ何十回も
繰り返し聴きながらよく走っていた。
映画「君の名は」の主題歌「前前前世」で
あんなにRADWIMPSが売れるとは当時、
思いもよらなかった。
その話をよく忍介にする。
中二病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ヲタク文化研究会」著『オタク用語の基礎知識』の当該項目では、典型的な「症例」として以下6点が紹介されている。
- 洋楽を聴き始める。
- 旨くもないコーヒーを飲み始める。
- 売れたバンドを「売れる前から知っている」とムキになる。
- やればできると思っている。
- 母親に対して激昂して「プライバシーを尊重してくれ」などと言い出す。
- 社会の勉強をある程度して、歴史に詳しくなると「アメリカって汚いよな」と急に言い出す。
売れたバンドを
「売れる前から知っている」とムキになる。
まさに中二病の特徴3そのものなんだけど、
でも本当のことなんだからしょうがない。笑
昨日は忍介は新海誠の新作映画
「天気の子」を見て来たらしく、
いくつか感想を教えてくれた。
音楽がまたもRADWIMPSだったと聞いて、
思わず口にしない訳にはいかなかった。
「お父さんRADWIMPSのマニフェストを
最初に聞いたときにはさ…」
「はいはい、分かったから
もうやめてくれる?その古参おじさん」
瞬時にぷっすり、刺された。
でも、それがちょっと痛気持ち良かった。
47歳で中二病なのも、悪くない。
思春期世代と音楽や映画を語れるのは
やっぱり嬉しいものだ。
そんなこんなの、親子の会話だった。
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