喫煙者の方は、今日は
読まないほうがいいかも。笑
納得できる。でも、実際にできない
18歳で本格的に吸い始めてから20年間、
結構なスモーカーだった。
毎日2箱40本、吸い続けた。
それも最初はハイライト、
その後はセブンスターという銘柄だ。
吸う人ならわかると思うけど、
手軽に買えるものの中で一番
タールもニコチンも強いやつだ。
理性ではやめようと思っていた。
有名なアレン・カーの本も何度も読んだ。
タバコを吸うことを心地よいと
感じているのは間違い。
体内のニコチンが切れると不快になる、
吸うとそれが戻る…、つまり
マイナスがゼロになっているだけで、
吸い続ける限り決して永遠に
プラスにはならない。
本当に、納得できる話だった。
でもどれだけ頑張っても
禁煙はできなかった。
そんな自分を諦めてしまっていた。
転機は突然やってくる
そんな中――。
5歳の忍介が、僕が帰宅するなり
「お父さん、死なないで!」と号泣した夜。
さすがにやめよう、と初めて誓った。
でも誓うだけでは僕の場合、
無理だというのも自分で分かっていた。
だから、調べに調べた。
そして1日3%づつニコチンをカットして
30日間で体内のニコチンをゼロの状態に
持っていくという「離煙パイプ」の助けを
借りることにした。
おかげでめでたくやめることができた。
あれから九年。
ようやく夢でタバコを吸ってしまうことも
少なくなってきた。
知っていたことが、今も心の支えに
でも今にして思うのは、
アレン・カー氏の言葉のことだ。
マイナスがゼロになるだけで、
決してプラスにはならない。
だから、吸うべきではない。
この言葉は今もしっかりと
心の支えになっている。
確かにその言葉だけでやめることは
できなかった。でも、
やめた後、吸いたい気持ちが出たときには
この言葉で自分を一刀両断できた。
あくまでも振り返ってみた時にだけど、
しっかり自分のものになっていた。
「知っていること」は、後に生きることもある
何が言いたいのか?
禁煙と子育てはまったく違う。
でもひとつ、僕が言いたいのは、
わかっているけど、でも
どうしてもできないという時、
自分を責める必要はないし、
スティーブ・ジョブズの言葉じゃないけど
「知っていること」で、後に点と点が
線でつながることもある、ということだ。
あ、ふたつ言ってしまってますね。笑
- わかっているけどできない、
で自分を責めない - 知っていることで後に生きることもある
そういう意味で「知ること」のひとつとして、
不登校をテーマにしたインタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』はオススメだ。
あと、実践的にどうしたらいいのか?
という部分では(僕の場合の離煙パイプ)、
事例集の村林さんやうちの奥さんが、
子育てに悩む中でたどり着いた
親業(Parent effectiveness training)も
とてもいいと思う。
すべてが具体的で、明快だ。
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』
http://beans-n.com/lp/behind-the-clouds-vol1/
親業(Parent effectiveness training)
https://ftk-gift.com/category/parparent-effectiveness-training/
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