バスの座席のリクライニング。
倒したい時、後ろの人に気を遣いますよね?
ちなみに僕はそれが嫌で倒さない派だ。
だから前に座った人が黙って
盛大に倒してくるとイラッとする。
おいおい、
もう少し気を遣ってくれたらどうだい?
そう思いながら、でも指摘するわけでもなく
残念な気持ちで過ごすことが多い。
だからこの記事を読んだ時は
目からウロコだった。
きっかけは利用者へのアンケートに記されていた「後ろの人に気を遣って座席を倒せなかった」という内容でした。
会議で議論する中で「足元を広くするために座席数を減らす」「新型車両を導入する」といった意見も出ましたが、「はじめから倒しておけば遠慮せずに済むのでは」というアイデアが出たそうです。
「一部路線で実施したところ好評だったため、すべてのバスに広げました。まれに『倒れていて乗りにくかった』というご意見もいただきますが、『これはいい』というお声が圧倒的に多いです」
素晴らしいと思いませんか?
この会社の会議でも当初に出た
機材や設備を変えるという発想。
通常こういう風に考えることが多いと思う。
そして「予算の都合」で実現は難しい。
結果「検討した結果、実現は困難」との
結論となり、、、云々かんぬん。
なんでもそうだけど、
できない理由を探すのは簡単だ。
少なくとも
できる理由を探すよりはずっと易しい。
でもこの場合のように
単純な発想をしてみることで、
意外にシンプルに解決する場合もある。
コロンブスの卵じゃないけど、
答えを知ってしまえば簡単なことは多い。
こういう好事例を知ることで、
なにかのときの、なにかの参考に
なることもあるんじゃないだろうか。
ということでの紹介でした。
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