街はクリスマス一色だ。
ラジオを聞けばいろんな
クリスマスソングが流れてくる。
でも昨日ラジオを聞いていて
ちょっと違和感のある話があった。
「我が家には5歳の息子がいます。
今年は、サンタさんは来るかもしれないし、
来ないかもしれません—。というのも…」
という視聴者からの便りを
ナビゲーターが読み上げていた。
詳しい理由は忘れてしまったけれど
一言で言うなら、よい子にしていれば
サンタは来るし、そうでなければ来ない、
ということだった。
いい子にしてないとサンタは来ないのか?
そう言えば、そういう話だった気もする。
でもよーく考えてみれば、これって
ちょっと酷い話じゃないだろうか?
子どもの言動が意に沿わないと、
サンタは来ない。ゆえに子どもは
待ち望んだプレゼントは
受け取ることができない。
ぶっちゃけて言うなら、「いい子」という
条件つけて従わせようとしている。
まるで馬の鼻面にぶら下げたにんじんだ。
いい子にしてないとサンタは来ない。
それを言い過ぎると、
子どもは愛情を取引条件のように
感じてしまうんじゃないかと心配になる。
「あなたが〇〇でいてくれたら
プレゼントをあげる。
でもそうでなかったらあげない」
配偶者や友人にこんな風に言われたら
あなたはどう感じますか?
それは取引の条件なんだね、と僕なら思う。
〇〇を達成したら特別ボーナスを支給する。
こうなるともう会社だ。
子どもは従業員なのか?
人それぞれだからあんまり強くは言わない。
でも子どもをコントロールするために
サンタを使うんじゃなくて、
基本的にはあなたはそのままで、
ありのままで素晴らしいんだよ、
というメッセージのために
サンタを使う方が、僕は好きだな。
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