そんな時代もあったねと

 

 

 

昨日出かけていた我が家の大学生が夜、
帰宅するなり僕にプレゼントをくれた。

「え? 何なに?」

「いや、今日って父の日でしょ?」

ということでくれたのは
サッカー日本代表のタオルマフラーだった。

「上田絢世」とでっかく刺繍されている。

ありがとう。うれしいな。
父の日にプレゼントをくれたことが。

バリバリの野球少年だった僕が
本気でサッカーを観るようになったのは
1993年、大学4年生の秋のことだ。

アメリカW杯アジア最終予選。
いわゆるドーハの悲劇って奴だ。

あの日あの時あの瞬間、
人生で一番悔しかった。

目から血の涙が出るかと思った。

「この恨み晴らさでおくべきか!」

以降、フランスW杯出場を決めるまで、
国内での代表の試合は全試合、海外では
ソウルとジョホールバルまで応援に行った。

サッカー日本代表は当時、
完全に俺の分身だった。

いや、俺そのものだった。

まあ、昔話はやめよう。

そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう♪

ねえ。

今朝はまさにこんな気分です。

我が家の大学生のおこもり生活も長かった。

おっさんになってもこのままずっと
ゲームし続けるんじゃないかと思ってた。

でも普通の大学生になった。
父の日にプレゼントもくれるしね。

今やサッカー日本代表がW杯で
相手を普通に圧倒するようにもなった。

「そんな時代もあったね」

いつかそう話せる日はきっと来る。
(しみじみ)

大丈夫マイフレンド。

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。