小さな楽しみを拾い集めながら

 

 

日曜の静岡マラソンで痛めた
右足の親指の爪は内出血で
不気味に真っ黒に盛り上がっている。
(見れば見るほどヤバい色だ)

触ると微妙に痛い。(ううぅ)

同時に――。

「ああ、走り切ったんだな」

と改めて実感したりもする。

フルマラソンはそれくらい過酷で、
強烈な非日常体験でもある。

でもさ。

人生のほとんどの時間は、
そんな非日常や、
お祭りの連続じゃない。

毎日続くのは、よくも悪くも、
いつも通りのなんでもない日常だ。

そんななんでもない日に、
いかに自分で自分の機嫌をとって、
小さな楽しみを見つけていくか?

それが大事になるんだよね。

特に不登校の子を持つ親はそうだ。

延々と続く、暗いトンネルの中。
いつやむのかもわからない冷たい雨。

ともすれば毎日がそんなふうになる。

どう過ごせばいいかわからず、
強烈な不安や焦りに襲われる。

「今日も一日、ゲームばかりで
終わってしまった……」

「このまま部屋にこもっていて、
この先の人生、いったいどうなるんだろう」

そうため息をつきたくもなるだろう。

でもさ。

部屋にずっとこもったままだとしても。

家の中で、同じ空間で息をして、
一緒にご飯を食べて、何気ない会話をして、
無事に一日を終えられたのなら。

それって実はすごく
プレシャスなことなんだよな。
(本当に)

考えてみれば、こうして子どもと一緒に
暮らす時間なんてたかだか20年かそこら。

あとは離れて行ってしまうのだ。

だから、この静かな、今の長い時間。

勉強ゼロの昼夜逆転&ゲーム三昧も、
大丈夫マイフレンド。

たとえ前に進んでいるようには
あなたから見えなかったとしても、
大きく振り返ればきっと何かは育ってる。

きっと何かは育ってる。

うちの10年間を振り返ってもそうだし、
たくさんの不登校を見聞きしてもきた。

大丈夫なのよ、マイフレンド。
親が無理に変なことさえしなければ。

親が無理に変なことさえしなければ。
(コレ一番大事)

大丈夫。この子はいつかきっと動き出す。

いや、違うな。

大丈夫。

たとえずっと動き出さなかったとしても、
この子が愛しい我が子であることは
1ミリも変わらない。

そうですよね?

いつか動き出すから愛してるんですか?
違いますよね?

そんなセコい条件付きじゃないですよね?
我が子だから100%愛してるんですよね?

であるならば。

僕たち親がするべきことはなんだろう?

カフェで美味しいコーヒーを飲むとか、
フロンターレの試合を待ち望むとか。

そんな日常に転がっている
小さな小さな楽しみを拾い集めながら、
今日もぼちぼち歩いていけばいい。

そうは思いませんか?

さあ、偉そうな演説は終わったよ。笑

3日ぶりに走りに出るか。

親指の爪、大丈夫かな?
(大丈夫でありますように)

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。