大切なのは安全な場を整えること

 

 

 

子どもの運動嫌いの記事を読んだ。

「このまま運動嫌いを放っておいていいのだろうか?」という不安もよく聞かれます。「嫌いなことを克服しなければチャレンジ精神が育たないのでは」「できないことから逃げる癖がついてしまうのでは」と考える保護者も多いでしょう。

これ、運動嫌いについての
話ではあるのだけれども。

まさに不登校も同じじゃないだろうか?

できないことから逃げる。
そうすると怠け癖がついてしまう。

などなど。

子どもが不登校になると親が
初期に感じる「あるある」だと思う。

でもね。
ここには親と子の感じ方の「ズレ」がある。

そしてその「ズレ」は悪いものじゃない。
むしろそこに気づくのが大切。

――という話だった。

よろしければぜひ全文を。

本当にね。
心配するのは「親心」なんだよね。

「愛」があるから心配する。
赤の他人なら心配なんてしない。

親心はあなたの「愛」そのものだ。

そしてあなたには先々の将来が見える。

だから不安になるし、導きたくもなる。

苦手なことなら克服してほしい。
親としてそう願うのも自然なことだ。

僕自身、かつて完全にそうだったし
今もそうなるときがしょっちゅうある。

でもね。違うんだよね。

大切なのは「嫌いなことを克服させる」のではなく、「挑戦してみようと思える安全な場」を整えることです。

そう、大切なのは安全な場を整えること。

だから、まずは家の中を
徹底して安心できる場所にする。

親があれこれ小言を言わない。
学校行ってほしいオーラを消す。

それだけでもかなり家の中は
子どもにとって安全な場所になる。

いいんだよ、家は快適な場であって。
いいんだよ、ゲーム三昧でも昼夜逆転でも。

家が安全ならいい。

たとえ転んだとしても
この子はきっと自分の力で立ち上がる。

だから家が安全ならいい。
元気がチャージできればいい。

それでいい。
それだけでいい。

でもね。誠に残念なことに。

「それでいい」と思えなくなるような
余計なノイズがこの世界には多すぎる。

多すぎるんだよね、本当に。ノイズが。

そういうときはぜひ、
スマホを見るのではなく、
時間をつくって一冊の本を読んでください。

SNSは結局のところ無責任な
言いっぱなしの細切れ情報ばかりだから。

「例えばどんな本?」

前にも紹介した田中茂樹先生の新刊、
すごく良かったのでぜひ。

って言いっぱなしの細切れ情報、
はこのブログもか。笑

あ、びーんずネットの本もぜひ!

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在20歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。