選手たちは過密日程で大変だろうけど、、、
実は今日からホーム4連戦なのだ。
なんと今週も来週も、2週続けて
水曜日にも日曜日にも等々力に行ける!
うーん、幸せだ♡
そしてフリーランスで良かった。
4連敗とかしなきゃいいけど。
(あ、完全にコレ余計だな)
さて。気を取り直して。笑
不登校インタビュー事例集の
書き起こし作業が昨日で終わった。
長年の読者の方ならご存知だと思うけど、
初めての方もいると思うので、改めて。
僕ら夫婦が作っている、
不登校インタビュー事例集
『雲の向こうはいつも青空』。
今、7月初旬の発行に向けて
最新号のVol.11を絶賛制作中だ。
毎回1人あたり3時間以上、話をお聞きする。
それを毎号7名、もれなく全部
一旦書き起こして、それから編集している。
ちょっと集計してみたのだけど、、、
今回書き起こした文字数は
7名合計で374,104字。
取材の録音時間は合計で
22時間11分11秒だった。
けっこうなボリュームですよね?
以前はこの書き起こしが本当に大変で。
7年前の秋、創刊号のときからずっと、
録音した音声を自動変換してくれる
ツールを探し求める旅が続いた。
4年前くらいからかな?
今使っているツールにたどり着いて、
以来、ずっと同じものを使い続けている。
自動変換と言っても、もちろん精度は荒い。
「ああ」「えっと」「まあ」も律儀に拾うし
忌々しいおバカな誤変換も多い。
なので僕が「書き起こし作業」
と便宜的に呼んでいるもの。
それは実際は録音の音声を聴きながら
ツールが変換してくれたテキストを読んで、
適宜修正していくという作業がメインだ。
ところが、AIがどんどん進化していて。
以前は6割くらいの精度だったものが、
体感としては9割くらいにまで
ここ数年で上がっている。
なので修正する頻度がどんどん減って
随分ラクになってきた。
7年前と比べると隔世の感がある。
何が言いたいか?
テクノロジーはどんどん進化する。
一昔前は書き起こしは完全に人力作業で、
実際それを仕事にしている人たちもいた。
今はもうこれはぜんぜん仕事にならない。
僕の作業もラクになった。
そのぶん、編集に集中して労力を割ける。
その編集作業。
それは37万字のテキストを4万字弱、
10分の1にまで圧縮するというものだ。
もちろん、それもこの先、
AIができるようになるとは思う。
いや、実際今もできるだろう。
でも機械的な要約じゃ、
どうしても伝わらないものがある。
何と言ってもこれはインタビューなのだ。
その場で取材した人間だからこそ、
空気や表情を感じてきた人間だからこそ、
削ぎ落としながらも選べるもの。
残しておきたい言葉や思い。
それは絶対に大切にしたい。
機械になんか任せられる話じゃないのだ。
なのでね。
まず純ちゃんが人力で必死に格闘しつつ
脳味噌をしぼるようにたたき台を作る。
そのあと鬼編集長の火の吹くような
嵐の繰り返し校正を何度も何度も経て。
トンカチトンカチ、鉄を叩くかのように
ならして、整えて、ならして、整えて。
最終的に誰もがさらっと読める
スマートな冊子にして届けていく。
今日がその編集作業のスタートの日、
なのだけど、毎度ながら本当に思う。
「これ、本当にやりきれるのかな」と。
足がすくむような感覚がある。
それに3時間みっちり話を聞いているのでね。
はっきり言って全部残したいのが本音だ。
でもそれを最後まで全部読める人は、
たぶん僕と鬼編集長だけだ。
普通の人が無理なくさらっと読めて、
しかも、しっかり深く響くようにまとめる。
毎度ナガラ難題デス。
「これ、本当にやりきれるのかな……」
いや、やるんだ。やるしかないんだよ。
お前がやらずに誰がやる?
ああ、日本のどこかに
私を待ってる人がいる♪
山口百恵の歌声を頭ん中に響かせながら。
夜の等々力をご褒美に思い描きながら。
「さあ行くんだ、ジュンイチ!」
はい、今日も頑張ります。
みなさん良い1日を。

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